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Webマーケの基礎

【文系vs理系】Webマーケティングの仕事は「文・理」どちらでもOK!現役が解説。

『Webマーケティングの仕事は、文系・理系どっちが有利か?』徹底解説します。

Webマーケターはネット広告運用・SNS運用など、様々なデータを分析して

日々検証→改善を繰り返していくため、理系の方が向いてると思われがちです。

しかし実際は文系タイプの人の方が比較的結果を出しやすいシーンがあったり

逆に理系タイプの人の方がスムーズに仕事をこなせるシーンもあったりします。

わにま
「文系でないとダメ」「理系でないとダメ」というわけでは決してないんだね。

私も文系大学出身で、数学は本当に苦手でしたが、Webマーケ業界で8年間仕事をしています

実際文系がゆえに他の人より得意だった領域もあれば、苦労した場面もたくさんありました。

そこで今回はWebマーケティングの仕事において、文系出身・理系出身それぞれ

「どのようなシーンで活躍できる可能性が高いのか?」詳しく紹介します。

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【結論】Webマーケティングに文系・理系は全く関係ない!

冒頭お伝えした通り、Webマーケターの仕事に「文系・理系」は関係ありません

まずは"その理由"について、簡単に説明するのでチェックしてみてください。

 

(Webマーケは)扱い領域が広い

そもそも一言でWebマーケティングと言っても、対応すべき領域は多岐にわたります。

例えば

ホームページ制作
ネット広告の運用
SNSアカウント運用
メルマガの配信

など様々な仕事があるのですが、Webマーケターが全てを担当するわけではありません。

多くのWebマーケ会社には「ライター・デザイナー・広告運用者・エンジニア」など

専門職のスタッフがいるので、その全体指揮を取るのがWebマーケターの仕事です。

すーき
例えばWebマーケターがお客様の要望をヒアリングし各スタッフの指示を出すんだよね。

そのためWebマーケターが必ずしも、

  • 広告用の文章を考えたり(文系)
  • 数値を見て分析したり(理系)

するのが必須というわけではなく、分業体制になっていることが比較的多いと思います。

もちろん「ライティングに強い」「数字の分析に強い」ことも大事ですが

Webマーケターは、一つの分野(領域)を極めている"スペシャリスト"よりも

広範囲にわたる知識を持つ"ゼネラリスト"の方が活躍できる可能性が高いです。

そのためWebマーケターになるには、文系・理系問わず幅広いスキルを身につける必要があるわけです。

 

【そもそも】Webマーケティング業界で必要なスキルセット

それでは、Webマーケターは「具体的にどんなスキルが必要なのか?」解説します。

SEO対策・リスティング広告の運用など、技術的なハードスキルはもちろんですが

コミュニケーション能力などソフトスキルも必須なので、一つずつチェックしましょう。

 

(3C分析など)市場分析スキル!

まずWebマーケティングの仕事は、クライアントの"Web経由での売上拡大"を

サポートする仕事なので、業界の市場を分析し戦略を考えるスキルが必要です。

  • 新しく作ろうとしている商品が売れるかどうか?
  • どのような人をターゲットにして宣伝するのか?
  • ターゲットに情報を届ける有効手段は何なのか?

などを事前調査して、最も有効な施策をクライアントに提案していきます。

そのためクライアントの商品・サービスに関する知識はもちろん、

競合商品・サービスの強み・弱みなども、的確に把握する必要があるわけです。

わにま
Webマーケティングのことに詳しいだけじゃダメなんだね。

 

(企画力)Web戦略を立案する能力

そして市場分析した後は、売上を伸ばすための「Web戦略を一から企画」する能力が必要です。

例えばGoogle・Yahoo!・Instagram・YouTubeなど、インターネット上の集客手法は数多くあるので

その中からWebマーケターが、クライアントのサービスの特徴・ご予算に合わせて

最も効果的だと考えられるWeb戦略を、一からプラニングしていく流れになります。

わにま
Webマーケターの戦略次第で、結果(売上)が左右される責任重大な仕事だね。

Webマーケターの手腕に委ねられるため、もちろんプレッシャーはありますが

実際上手くいくと成功事例として次に活かせますし少しずつ自信もついています

 

(ロジカル思考)論理的思考能力

ただ考えたWeb戦略が最初から上手くいけば良いですが、いつもそうなるとは限りません。

仮に思ったように売上が伸びなかった場合は改善策を考える必要があります。

ネット広告・ホームページのアクセス数などを分析して

  • なぜ売上が伸びなかったのか?
  • 改善すべきポイントがどこか?

論理的(ロジカル)に考えて状況を良くするためのアクションプランを考えます

この論理的思考能力はクライアントに対して、施策の合意をもらうためにも大事で

筋道を立てて分かりやすく説明してあげないと納得していただくことが出来ません

わにま
特にインターネット上の施策は、分かりづらい用語が多いから注意が必要だよね。

 

(必須)コミュニケーション能力

最後に、Webマーケティングの仕事では「コミュニケーション能力」も大事になってきます

パソコン中心の仕事と思われがちですが、社外でのクライアントへの相談・報告はもちろん

社内のライター・デザイナー・エンジニアといった、他チームメンバーとの連携など

プロジェクトを円滑に進めるために、コミュニケーション能力が必要なシーンが多々あります。

実際私もパソコン作業より、社内・社外の人とやり取りする時間の方が多かったです。
おんじ

もちろんWebマーケティングの仕事は、Web経由の売上を伸ばすことが一番大事ですが

お客様に(社外の業者ではなく)"社内にいるWeb担当者"と思っていただけるように

信頼関係を構築するのも大事な仕事で、その結果「解約」なども起こりにくくなります。

 

※より詳しくは>>『Webマーケティング業界で必要なスキル13選』をご覧ください。

 

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【文系出身が】Webマーケティングで活躍できるシーン4選

ここまで紹介した"Webマーケター必須スキル"の中で、文系出身の方は特に

「コミュニケーション能力」と「Web戦略の立案(企画力)」に優れてることが多いです。

 

(社内・社外)上手な関係性構築!

文系→人を対象とする学問
理系→物を対象とする学問

などと言われますが、

文系は特に人間関係・社会構造・経済・文学・芸術などが、勉強する対象であるため

比較的コミュニケーション能力が高く上手く関係性を構築できる人が多い印象です。

そのため「お客様への相談・報告」「チームメンバーとの連携」「部下のマネジメント」など

常に人と関わるWebマーケターの仕事の、様々なシーンで力を発揮することが出来ます。

 

(顧客への)プレゼンテーション時

文系出身者の強みは「物事を上手く言語化→分かりやすく相手に伝える」点でも役立ちます。

例えばお客様へのプレゼンテーション時、非常に分かりずらいインターネット上の施策を

上手にかみ砕いて分かりやすく相手に伝えて施策に理解・納得していただく必要があります。

その点では普段から多くの文章に触れており、基本的な語彙力がある文系出身者の方が

営業で結果を残しやすかったり、顧客との関係構築を上手くできたり結果を出しやすいです。

 

(感情を動かす)広告の文章を考える

またWebマーケターの仕事は「文章を考える(ライティング)」シーンに非常に多いです。

ネット広告用の文章を考える
ブログ記事のタイトルを考える
企業のキャッチコピーを考える
メールマガジンの文章を考える

など様々な場面で文章を作るのですが、ブログ記事やネット広告は"文字制限"があるので

限られた枠の中で魅力的なコピーを考えたりと相応の語彙力が必要になってきます。

わにま
マーケティングの基本は人の感情を動かして「購入したい!」と思わせることだよね。

例えばネット広告を配信する場合、Aさんが作った広告文とBさんが作った広告文では

広告のクリック率が大きく変わることがよくあり、ライティングは非常に大事な能力です。

 

(企画力)新しいアイディアを出す

また"政治・経済・文化・芸術"などが研究の対象である、文系出身者の方は

流行に対して敏感で情報収集(インプット)能力に優れていることも多いです。

Webマーケティング業界はとても変化が激しく、次々に新しいサービスが登場します

そのためWebマーケターは常に情報収集を怠らず、最近流行っているSNSなどで

クライアントに合いそうなものがあればすぐ提案したり、自発的な姿勢が求められます。

すーき
最近であれば、ショートムービーアプリ「TikTok」などは様々な企業が注目してるよね。

このように最新のトレンドに敏感である文系出身の方はアイディアマンが多く

新しいWeb戦略を一から考える際、斬新な企画を出してくれることが多いです。

常に新しい情報を仕入れる
情報をもとに企画を考える
分かりやすくプレゼンする
チームメンバーと連携する
お客様と上手く関係構築する

上記の流れで新規提案から、受注後のチームメンバーとの連携・お客様との関係構築まで

比較的スムーズに進められるのは「文系出身者の優れている点」と言えますね。

 

【理系出身が】Webマーケティングで活躍できるシーン4選

文系に続いて、次は「理系出身の方が活躍できるシーン」について解説します。

理系出身の方は、Webマーケティングの仕事の中で

特に「数値を元にしたデータ分析」と「論理的思考力」に優れてることが多いです。

 

「数値のデータ」を元に分析する時

まず理系出身の方の強みは、何と言っても「数字に強い」ことだと思います。

Webマーケティングの仕事では

ホームページのアクセス解析
ネット広告のクリック数分析
YouTubeの再生数をチェック
Instagramのエンゲージメント分析

など様々なシーンで数字が出てくるので、Webマーケターの仕事と「データ分析」は切り離せません

テレビやラジオや新聞/雑誌などと比較した、インターネット広告の良い点は

広告を見た人の"性別・年齢層・居住地・デバイス"など、全てデータが取れることで

蓄積されたデータをもとに、最適なWebプロモーションを実行していきます。

わにま
例えば女性ユーザーが多いなら女性に魅力的に感じてもらえるクリエイティブにする必要があるね。

 

(結果→要因を)ロジカルに考える

また数字やデータを扱うことが多い理系出身者は、結果に対して"考えられる原因"

具体的な裏付け(根拠)と共に道筋を立てて(論理的に)説明できる人が多いです。

この論理的に思考し説明する能力は、Webマーケターの仕事では特に重要で

例えば「先月対比で、ホームページのアクセス数が下がっている場合」

  • 広告のクリック数は減ってないか?
  • 季節的な要因は考えられないか?
  • 競合の広告露出は増えていないか?

など様々な観点から"考えられる原因"を探求して、改善策を考えてきます。

また理系出身の方は「結論→根拠」の順番で、論理的に且つシンプルに説明する

習慣が身についていることが多いため、顧客対応でも重宝されることが多いです。

すーき
コミュニケーション能力があり論理的思考力があれば最強だね。

 

(地道でも)根気よく改善を繰り返す

またWebマーケターの仕事は、クライアントの売上を少しでも伸ばしていくため

日々「仮説を立てる→検証する→結果を分析する→改善する」の繰り返しなので

地道な作業でも根気よく取り組める"研究者気質"の人は向いていると思います。

Webマーケティングは、答えがない問題に対して、効果検証を繰り返し行って

可能な限りベストな状態に近づけていく仕事なので、正直地味な作業も多いです。

わにま
研究で行う「仮説→実証→検証→実行」がWebマーケティングも役に立つんだね。

 

(エンジニア)テクニカル領域の理解

最後にプログラミングなど、テクニカルな領域の理解は"理系"の方が有利です。

理系出身の方は「エンジニア」や「プログラマー」など、専門職を目指す人も多いですが

数式や開発言語で構成されたソースコードの理解は、理系の方の方が得意でしょう。

Webマーケターの仕事において、プログラミング言語の理解は必須ではありませんが

例えばエンジニアと打ち合せする時、少しでも知識がある方がスムーズに進められます

わにま
クライアントから、コーディングに関して質問されることもあるよね。

私も文系出身でプログラミングはあまり詳しくはないですが、エンジニアの方と

ある程度対等に話せるくらいの知識はあり仕事中役立つシーンは多いです。

 

【苦労】文系大学生からWebマーケターになった私の体験談

ここからは文系大学生から、Webマーケターになった私の体験談を紹介します。

「実際どのようなシーンで苦労したのか?」など参考にしていただけると嬉しいです。

 

「数値を見て分析する」ことに苦労した

まず「ホームページのアクセス解析」や「ネット広告のパフォーマンス解析」など

理系出身の方の得意領域である"データの分析作業"には、人一倍苦労しました

クライアントへ報告するレポートをまとめる時、エクセルの関数を活用して

数値をまとめる必要があったのですが、関数式を書くのも大変だった記憶があります

すーき
SUMIF関数・COUNTIF関数は、Webマーケターになるなら覚えておきたいね。

他にも

  • 広告のクリック率が下がった原因は?
  • 広告経由の注文単価が下がった原因は?
  • 広告経由の注文率が下がった原因は?

などパフォーマンスが悪くなった時、自分なりに考えられる原因を調査して

クライアントが納得いくよう説明する必要があるのですが、この原因調査→原因報告を

繰り返し行うことで、入社してから少しずつ論理的思考力が身についたと思います。

 

「分かりやすい文章を書くこと」が大事

また文系出身の得意領域である「ライティング能力」は様々なシーンで役立ちしました。

というのも担当するクライアントは、必ずしもネットに詳しい企業ばかりではなく

中には自分と倍以上年齢が離れた担当者に分かりやすく報告するシーンも多々ありました。

例えば「ネット広告配信結果の説明する時」や「新しいネット施策を提案する時」など

可能な限り分かりやすく簡潔に説明することはクライアントに大変喜ばれます

わにま
Webマーケティング業界は、横文字が多いので説明する時注意が必要だよね。

クライアントも自分が納得できないものに対して、費用を出すことはできないので

「(納得がいくよう)説明が分かりやすいか?」という点も、評価しています。

基本的なことかもしれませんが、意外と出来ないWebマーケターは多いので注意したいですね。

 

「顧客との関係性構築」は上手くできた

このように私は"結果の報告時""新規施策の提案時"も、とにかく分かりやすく簡潔に

という点を意識していたおかげか、クライアントとの関係構築は比較的上手くできました

特に"人と仲良くなる"のが得意な方ではなかったのですが

  • 企画を分かりやすくシンプルに説明
  • クライアントが納得すれば実行する
  • 今より良くなるよう改善を繰り返す

の3点を常に意識して、Web経由の売上を少しでも伸ばせるよう取り組み続けました

正直Webマーケティングの仕事は、毎日コツコツ改善を繰り返したりと

大変な部分も多いですが、自分が考えた企画を実際に導入いただいたお客様から

ネット経由での売上が伸びた。」「売上が好調だから新たに店舗を出す。

などご連絡いただいた時は大変嬉しく、この仕事でやりがいを感じられた瞬間でしたね。

 

※より詳しくは>>『WEBマーケティング業界で辛さを感じた瞬間』をご覧ください。

 

【要約】Webマーケターは文系でも理系でも就職可能です!

ここまで「Webマーケターは文系・理系どちらが有利か?」について解説しました。

この記事の要約として、Webマーケティングの仕事に文系か?理系か?は関係なく

専門的な知識含めて幅広いスキルが必要なので就職/転職後に身につければOKです。

もしWebマーケターという仕事が気になる方は、一度転職エージェントに相談したり

(Webメディアを運営するなど)副業を始めてみたり、挑戦してみてほしいですね。

わにま
ここからは少し補足で「Webマーケターの将来性」について紹介するよ。

就職/転職使用か迷っている方は、是非参考にしてみてください。

 

「インターネット市場」は年々拡大

まずWebマーケターが取り扱う、インターネット広告市場は年々成長し続けています

最近ではTikTok・YouTubeなど、動画配信サービスの伸びも大きく影響しているのですが

テレビ・新聞・ラジオ・雑誌など、オフライン広告の市場は縮小している中で

インターネット広告市場は2015年から右肩上がりで2019年には2兆1,048億円に達しています

わにま
2019年に入って、テレビの広告費を上回ったんだよね。

インターネット広告市場が伸びているということは、それに対応できるWebマーケター

今後更に必要になってくるので、就職/転職者にとっては売り手市場になる可能性が高いです。

 

(IT人材)Webマーケ業界は人手不足

更に売り手市場のWebマーケティング業界において、これは昔から言われていることですが

この業界は常に"人手不足"であるため、未経験からでも採用してくれる企業が多いのが現状です。

転職保証付き、Webマーケティングスクールを運営する「株式会社インフラトップ」の調査によると

Webマーケターの経験者採用ではアンケート回答企業の実に9割以上が"難しい"と回答しており

(インターネット広告代理店など)採用に難航していることが企業が多いことが分かっています。

すーき
仕事の依頼は多いが「Webマーケターが足りないので、新規で仕事が受けられない。」という話はよく聞くね。

そのため業界未経験者でも採用し一から教育していく企業もかなり多いため

今のタイミングであれば、Webマーケティング業界への転職をスムーズに進められると思います。

 

(未経験)Webマーケスクールに通う

最後にもし「基礎的なスキルを身につけてから、Webマーケ業界に転職したい。」という方は

Webマーケティングスクールに通学してネット広告などの運用スキルを身につけるのがおすすめ。

例えば大手IT企業のDMMが運営する、転職保証付きのスクール>>『マケキャン』

業界未経験を対象としており、ネット広告の基礎から実践まで徹底的に教えてくれます。

わにま
マケキャンの転職成功率は「98%」とかなり高いことで有名だね。

もしWebマーケティングに関して、今後のキャリアを悩まれている方は

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※より詳しくは>>『大学生向けWebマーケティングのおすすめ勉強法』をご覧ください。

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