SEO対策ツール『Semrush(セムラッシュ)』について徹底解説します。
自社もしくは担当するクライアントサイトのアクセス数を伸ばすためには
- 自社サイトがどんなキーワードでSEO上位表示されてるか?
- 競合サイトがどんなキーワードでSEO上位表示されてるか?
のような様々な観点で分析をおこない、改善を実行していく必要があります。
その際非常に役に立つのが「Semrush」のような、マーケティングツールで
自社/競合サイトのアクセス状況
自社/競合サイトの流入キーワード
自社/競合サイトのSEO順位状況
などを常に監視できるため、多くのWebマーケターから支持されています。
そこで今回は「Semrush(セムラッシュ)」について、気になる評判(口コミ)や
ツールの使い方・料金システムまで、他のSEO対策ツールとの比較など
詳しく紹介してくので、利用を検討している方は是非参考にしてみてください。
【Semrush(セムラッシュ)とは】サービスの特徴を紹介!
それでは最初に「Semrush(セムラッシュ)の概要・特徴」について簡単に説明します。
サービスの内容自体は知ってる方は、ここはスキップしていただいて大丈夫です。
(世界700万人が利用)Semrushとは
まず"Semrush"の正しい読み方は「セムラッシュ」です。(※エスイーエムラッシュではないです)
Semrushはアメリカ(ボストン)に本社を置く、SEMツールソフトウェア会社のサービスなのですが
2008年の登場から順調に利用者を増やし、現在では世界70万人以上のマーケターに使われています。
"Best SEO Software Suite"という賞を、アメリカ・イギリスで受賞しており
海外では既に、SEOコンサルタントやWeb集客担当者の必須ツールとなっています。
(SEO×広告×SNS)Semrushの特徴
SemrushのようなSEO対策ツールは、SimilarwebやUbersuggestなどいくつか種類があり
日本では、株式会社フルスピードが販売サポートをしている"Ahrefs(エイチレフス)"が人気ですね。
このようなマーケティングツールと比較した場合、Semrushの最大の特徴は
リスティング広告やSNSなど、SEO以外の分析にも活用できる点だと言えます。
リスティング広告
自社サイトで配信中のリスティング広告のキーワード管理
競合サイトで配信中のリスティング広告のキーワード調査
競合サイトで配信中のディスプレイ広告のクリエイティブ調査
SNSアカウント
自社SNSアカウントの投稿管理・効果測定
競合SNSアカウントのエンゲージメント分析
上記のように、自社のリスティング広告・SNSアカウントの管理はもちろん
他社の広告配信状況や、SNSアカウントのパフォーマンス状況も分析できるため
SEOに限らず、Webマーケティングの施策全体の対策に「Semrush」は活用可能です。
(代理店)日本語でのサポートあり
またSemrushは海外のサービスではありますが、株式会社オロという"東京一部上場企業"が
国内総代理店を務めているため、導入にあたってサポートを受けることが出来ます。
日本ではまだ利用開始から3年しか経っていないので、Ahrefsなどと比較すると
まだまだ認知度が低い状況ですが、国内でも既にトライアルユーザーは5,000人を超えています。
Semrushは海外ではトップシェアを誇るSEO対ツールなので、今後日本でも利用者は更に増えていくと思います。
【リアルな評判】Semrush(セムラッシュ)利用者の口コミ
それでは次に「Semrushの評判が良いポイント」について詳しく解説します。
このSEO対策ツールは、具体的に以下のようなシーンで大変便利に活用できます。
(新記事)キーワード選定時に便利
まずSemrushは、サイトに追加する"記事を新しく作成"する時に役立ちます。
Google/Yahoo!の検索結果において、上位表示される記事を作成する場合
- キーワード選定
- 競合サイトの分析
- 検索ボリューム調査
- 難易度の調査
など様々な事前調査が必要になりますが、全てSemrushで対応が可能です。
例えば
競合サイトで上位表示されてるキーワード
自社サイトで上位表示されてないキーワード
注力キーワードの検索ボリュームや難易度
など把握できるので、自社・クライアントサイトのアクセス数を増やすために
「どんなキーワードに注力すべきか?」方向性に迷うことがないのは魅力的です。
(リライト)キーワード順位の管理
そして、Semrushは記事をサイトに追加した後の"順位計測"にも活用可能です。
新たに記事を追加した後、注力キーワードですぐに上位表示されれば良いですが
もし順位が伸びない場合は、記事をリライトするなど改善が必要になってきます。
その際にもSemrushはとても便利で
- 各キーワードの順位経過
- 上位表示されてる記事URL
など把握できるので、改善が必要な記事をすぐに見つけ出すことが出来ます。
またGoogleアップデートで順位変動があった際も
「どの記事で順位が下がったのか?」
「どの記事で順位が上がったのか?」
すぐ把握できるので、対策の立案・お客様への報告などスムーズに進めらます。
(メタ情報等)サイト内の不備改善
またSemrushは、サイト内にSEO関連の問題があるとき"自動で検出"をしてくれます。
例えば「SSL化・404エラー・リンク切れ・タイトルの重複」など、検索結果の順位を落とさないために
何をすれば良いかアドバイスをくれるんで、問題を見落としてしまう心配がありません。
特にある程度の記事数のあるサイトになると、人の目だけでは管理しきれなくなるので
その点はSemrushを上手く活用すれば、健全なサイト運営を行うことが出来るわけですね。
(競合調査)他社サイト分析に便利
またSemrushは、自社サイトだけでなく"競合サイトの分析"にも活用できます。
競合サイトに関して
- 推定のアクセス数
- 検索上位キーワード
- ドメイン価値の違い
などデータが出せるので、新しく記事を作成する際の「キーワード選定」時に役立ちます。
またSemrushはSEOだけでなく、他社のリスティング広告の配信状況も確認可能なので
「どんなキーワードで配信してるか?」「どんな広告文で配信してるか?」など
目視で一つ一つ調べる必要もなくチェックできるのも、評判が良いポイントでしたね。
(SimilarWeb等)他より料金が安い
更にSemrushは、他社SEO対策ツールより"コスパが良い"のも魅力の一つですね。
例えば同じようなサービスに「SimilarWeb」がありますが、Semrushよりかなりお高めです。
またSimilarWeb(シミラーウェブ)に関しては、SEO専門の分析ツールであるため
「リスティング広告」や「SNSアカウント」など、SEO以外の部分もトータルで管理できる
Semrushの方がコスパ的には優れている、という口コミも多かったですね。
(PDF)報告用レポート作成も簡単
最後にSemrushは、各月のアクセス数推移・キーワード順位変動・競合サイト状況などの
分析データをPDFで簡単にエクスポートできるため、報告用のレポート作成にも便利です。
例えば
社内で上司に報告する際
社外でお客様に報告する際
にSemrushで抽出したデータをもとに作成すれば、資料作成時間を削減することが出来ます。
そのため複数サイトを担当している方や、Webマーケティング初心者の方にもおすすめですね。
【導入方法から】Semrush(セムラッシュ)の使い方を解説
それでは具体的に「Semrushの使い方」について詳しくチェックしていきます。
ここでは、Semrushで是非使ってほしい"10個の機能"について解説してますね。
無料体験申し込み
- 公式サイトにアクセス
- メールアドレスを登録
Semrushの始め方は、とても簡単で>>『Semrushの公式サイト』にアクセスして
メールアドレスなど必要情報を登録するだけで、早速使えるようになります。
オーガニック検索分析
- オーガニック検索分析をクリック
- 競合サイトURLを入力する
まずは競合サイト分析機能の一つ「オーガニック検索分析」から解説します。
オーガニック検索分析では、競合サイトの
- 推定の総アクセス数
- 検索上位キーワード
- 検索上位記事のURL
- 検索上位記事の順位
などが全て調査できるので、新たに"キーワードを探す時"に活用できます。
- オーガニック検索分析をクリック
- 自社サイトURLを入力する
- 競合他社のタブをクリック
また上記のように自社のサイトURLで、オーガニック検索分析をしてみると
検索上位キーワードやトラフィック数が近しい、新たな競合サイトを見つけることも可能です。
キーワードギャップ
- キーワードギャップをクリック
- 自社サイトURLを入力する
- 競合サイトURLを入力する
また、新たにキーワードを探す時には「キーワードギャップ」の機能も便利です。
キーワードギャップでは自社サイトと、最大5つの競合サイト間での"キーワードの差"を調査可能で
「競合が上位表示できてるのに、自社は上位表示できてないキーワード」を見つけ出せます。
右上のベン図では、自社/競合サイト間の、キーワードの重なり状況を確認できるので
自社サイトと"重なりが少ない"競合サイトを見つけ「オーガニック検索分析」するのも良いですね。
各キーワードの難易度・検索ボリュームも記載されており、自社サイトの順位が低いキーワードに絞ったり
調節も可能なので、新しい記事用のキーワード選ぶ際に活用してみてください。
キーワードマジックツール
- Keywordmagic toolをクリック
- 注力キーワードを入力する
そして競合サイトを分析して、キーワードが決まったら「キーワードマジックツール」を活用します。
キーワードマジックツールでは注力キーワードを入力すると、関連検索語を一覧で表示してくれるので
「記事を書く際、どのようなキーワードを含めば良いか?」参考にすることが出来ます。
注力キーワードに関する記事を書く際、この関連検索語を"title・h2・h3・description"などに
バランスよく含めることで、よりGoogle/Yahoo!の検索結果で上位表示を目指せます。
ポジショントラッキング
- ポジショントラッキングをクリック
- 新規プロジェクト作成
- 自社サイトのURLを入力
- 注力キーワードを入力
そして記事を書いた後、自社サイトの検索順位をトラッキングしてくれるのが「ポジショントラッキング」です。
ポジショントラッキングでは指定したキーワードに対して「自社サイトが現在何位なのか?」
デイリーで順位経過を蓄積してくれるので、検索順位の推移状況を簡単に把握できます。
更にPDFでそのまま出力できるので、社内・社外報告用のレポート作成がずっと楽になります。
また"SERP"という項目を活用すれば「現在検索結果にどのように表示されているのか?」
簡単に調べることが出来るので、記事をリライトする際にも活用してほしいですね。
バックリンク分析
- バックリンク分析をクリック
- 自社サイトのURLを入力
そしてポジショントラッキングと合わせて、分析時に活用してほしいのが「バックリンク分析」です。
バックリンク分析では、自社サイトの
- ドメインスコア
- 獲得した被リンク数
- 喪失した被リンク数
- 被リンク元のURL
などの月別推移がまとめられているので、こちらもレポート作成時に便利です。
昨今のGoogleアップデートでは、情報の網羅性など「記事単体の質の高さ」だけでなく
被リンクの多さなど「サイト全体の質の高さ」も、重要な指標になってきています。
例えば競合サイトの記事より、自社サイトの記事の順位が上がりにくい場合は
(被リンク数など)ドメインスコアで負けている可能性が非常に高いです。
その際、競合は「どんなサイトから被リンクをもらってるか?」確認し、対策を考えるようにしましょう。
サイトオーディット
- Suit Auditをクリック
- 新規プロジェクト作成
- 自社サイトのURLを入力
そして自社サイトでSEO関連エラーがないか、監視してくれるのが「サイトオーディット」です。
サイトオーディットでは"HTTPS(SSL化)・404エラー・リンク切れ・タイトルの重複"など
サイト内に順位低下につながる問題がないか、常に監視してデータを蓄積してくれます。
「記事単体の質」や「サイト全体の評価」以外にも、SEO上注意すべきポイントがあるのですが
全て目視で確認するのは難しいため、サイトオーディットを上手く活用してみてください。
バックリンクオーディット
- Backlink Auditをクリック
- 自社サイトのURLを入力
またSemrushでは、自社サイトについた"スパムリンク"を検出する機能もあります。
「バックリンクオーディット」は、Googlesearchコンソールと同期することで、
Semrushのダッシュボード上で、質の悪い被リンクの否認申請を出すことが出来ます。
本来であればGoogleサーチコンソールで確認して、対応するのが普通なのですが
Semrush上で一元管理して、問題をすぐ検知→対応できるのはとても便利だと思います。
レポートを抽出する機能
- Agency Solutionsをクリック
- レポートをクリック
- レポート作成をクリック
また広告代理店の方に、是非活用してほしいのが「レポート作成」の機能ですね。
このレポート作成では
- 競合サイトの分析結果
- 毎月のトラフィック数
- 検索上位キーワード
- 各キーワードの順位推移
など今まで紹介した分析結果を一つのPDFにまとめて、出力することが出来ます。
レポートを作成する際は、左側のタブから「レポートに必要な項目」を選んで
ドラッグアンドドロップで、右側のレポート雛に持ってくれだけなので簡単です。
リスティング広告分析
- 広告をクリック
- リスティング広告分析をクリック
- 競合サイトのURLを入力
更にSemrushではSEOだけでなく、リスティング広告の競合分析も出来ます。
リスティング広告分析の機能を活用すれば
- 現在配信中のキーワードと広告文
- ディスプレイ広告のクリエイティブ
- 競合他社のおおよその広告予算
などリスティング広告運用における、他社の動きを随時チェック可能で
「競合が配信してるのに、自社は配信できてないキーワード」なども
Semrushを使えば一覧でデータが出せるので、SEO担当者だけでなく
ネット広告運用担当の方にも、是非使ってみてほしいですね。
ソーシャルメディア
最後にSemrushでは、自社のSNSアカウントを管理することも可能です。
YouTube・Instagram・Twitterなど、注力されている企業も多いと思いますが
別々の管理画面で、投稿を管理するのって正直かなり面倒ですよね。
そこでSemrushを活用することで
- 各種SNSへの投稿作業
- 自社アカウントの分析
- 競合アカウントの分析
など一元管理できるため、SNS運用の作業工数を削減できるだけでなく
競合の伸びてる投稿など確認出来るため、より効果的な戦略立案にも役立ちます。
【費用は高い?】Semrush(セムラッシュ)の料金システム
プラン名 | 月額料金 | プロジェクト数 | キーワード数 |
フリー | 無料 | - | - |
Proプラン(単月) | 約13,360円($119.95) | 5個 | 500個 |
Guruプラン(単月) | 約25,610円($229.95) | 15個 | 1,500個 |
Businessプラン(単月) | 50,110円($449.95) | 40個 | 5,000個 |
(選べる)3つのプランがある!
ここからは「Semrushの料金プラン」について詳しく解説していきます。
Semrushでは「Proプラン・Guruプラン・Businessプラン」の3つのプランがあり
大きな違いとしては
- プロジェクト数の上限
- 登録キーワードの助言
の2点があり、個人でサイトを運営している方は「Proプラン」で十分です。
事業会社のWeb担当者・広告代理店の方で、複数サイトの運営に携わっていたり
複数の競合サイトの動きを確認していたい方は、最初Proプランからスタートし
上限に達してしまった際に、プランのアップグレードを検討すると良いと思います。
(自動課金無し)14日間無料体験
SemrushのようなSEO対策ツールは、基本的に半年~1年間の契約が多いですが
このツールに関しては、1ヶ月毎に解約・継続を検討できるのも魅力と言えます。
更に公式サイトから申込後、14日間は無料でSemrushを使用できるので
一度お試しで使ってみて、継続的に利用できそうか検討してみると良いと思います。
Semrushには50種類以上の機能があるので、14日間可能な限り利用してみて
既存のやり方と比較して、工数を削減できるか検証してみてくださいね。
【意外と知らない】Semrush(セムラッシュ)のデメリット
ここまで「Semrushの優れているポイント」について解説してきましたが
ここからは(導入前に)知っておいてほしいデメリットも紹介していきます。
(Googleデータと)必ずしも一致しない
まずSemrushで出力される、キーワード毎の"検索ボリューム"や競合サイトの"想定アクセス数"は
独自のアルゴリズムで収集されるデータであるため、Googleのデータと必ずしも一致しません。
自社サイトなどのアクセス数に関しては、Googleアナリティクス・Googleサーチコンソールなど活用し
検索ボリュームに関しては、Googleキーワードプランナーを使うとより正確なデータが取れます。
(一部)日本語対応していない部分あり
そしてSemrushは海外のサービスであるため、一部日本語対応されてない箇所もあります。
こちらに関しては徐々に改善されていますが、分からない点に関しては販売代理店である
株式会社オロに相談すれば、導入後のサポートもしてくれるので安心だと思います。
特にSemrushに追加される新しい機能は、最初日本語対応してないことがありますが
これから日本での拡販に向けて、その点は早めに解消してくれる可能性が高そうです。
(個人の利用だと)料金は少しお高め!
最後にSemrushは多くの機能を搭載する、マーケティングツールであるため
(法人企業なら問題ないかもしれませんが)個人にとっては少しお高めですね。
個人ブログの運営のみで、自社サイトの分析・キーワードのボリューム調査等であれば
無料のサービスを使いこなせば事足りるので、Semrushは不要かもしれないです。
しかし現状無料で「競合サイトのSEOを分析できるツール」は、国内・国外含めないので
- 競合サイトのSEO状況を知りたい
- 複数サイトを並行して管理してる
- 大規模PVのサイトを運営してる
という方にはより専門的に分析できる、Semrushの導入をおすすめします。
【Ahrefsなど】Semrush(セムラッシュ)と他ツールを比較
SemrushのようなSEOマーケティングツールは、他にもいくつか種類があります。
ここからはSemrush以外の、ツールの特徴や月額料金などチェックしましょう。
(SEOの分析に強い)Ahrefs
まず、日本で圧倒的に利用者が多いのが「Ahrefs(エイチレフス)」ですね。
AhrefsもSemrushと同様に
- キーワードボリュームの調査
- 競合サイトのキーワードの調査
- 競合サイトのアクセス数の調査
- 競合サイトの被リンク数を調査
などSEO対策に必要な機能は全て揃っており、Semrushと遜色は全くないです。
違いとしては「料金プラン」と「SEO以外の分析機能」の2点があるのですが
Ahrefsは一番下のプランで、月額約11,015円($99)なのでSemrushより少しお安め。
ただSemrushは"ネット広告分析"や"SNSアカウント分析"など、SEO対策以外も充実しており
SEO対策のみ使用したい→Ahrefs
Webマーケティング全般で使用したい→Semrush
のようにWebマーケティング全般を担当している方、もしくはまだ知識がない初心者の方には
様々な機能がカバーされているSemrushの方が、使い勝手が良いと思います。
ツール名 | エイチレフス |
月額料金 | 約11,015円($99)~ |
おすすめ | SEO対策に活用したい方 |
無料体験 | あり(7日間) |
(競合サイト調査)Similarweb
続いて「Similarweb(シミラーウェブ)」は、競合サイトの状況をより詳細に把握できるSEOツールです。
Semrushのような競合サイトのキーワード分析だけでなく
- 市場の調査/業界のトレンド調査
- 競合のWebマーケ施策全体の調査
- 新たなベンチマーク先の調査
など競合の施策やパフォーマンス状況を、幅広く把握することが出来ます。
Semrushはあくまで「SEM(検索エンジンマーケティング)」に強いツールであるため
(検索エンジンを含む)Webマーケ全体の"競合の動き"を見るならSimilarwebの方が優れてます。
ただSimilarwebは要お見積もりで、Semrushより高額なのがデメリットと言えますね。
競合として意識してる企業の動きを、寄ろ正確に分析したい場合はSimilarwebがおすすめです。
ツール名 | シミラーウェブ |
月額料金 | お見積もり |
おすすめ | 競合分析に活用したい方 |
無料体験 | 無料プランあり |
(気軽に使える)Ubersuggest
最後に無料で使える、使い勝手が良いSEO対策ツールをご紹介します。
「Ubersuggest(ウーバーサジェスト)」は、SEO業界で世界的に有名なNeilPatel(ニール・パテル)さんが
開発したツールで(一部制限はありますが)面倒な手続きなく無料で活用できます。
- キーワードのボリューム調査
- 競合サイトのアクセス数調査
- 競合サイトのキーワード調査
などSemrushと同様の機能があり、私も「検索ボリュームを(ふと)調べたい時」など
Ubersuggestを活用して、より詳しく調べる時には他ツールと併用して使っています。
月額料金も2,999円と他より圧倒的に安いので、これからSEO対策ツールを使い始めたい方には
Ubersuggestを使ってみて、継続的にに活用できるか試してみるのがおすすめです。
ツール名 | ウーバーサジェスト |
月額料金 | 2,999円~ |
おすすめ | 気軽にSEOの分析をしたい方 |
無料体験 | あり(7日間) |
【記事要約】Semrush(セムラッシュ)をおすすめしたい人
ここまで「Semrushの評判・料金システム」など詳しく解説してきました。
この記事のまとめとして、Semrushは
SEO対策に関してまだ経験が浅いWeb担当者
複数サイトを管理してるSEOコンサルタント
お客様のSEOを担当してる広告代理店担当者
のような方にはピッタリで、導入することで日々の工数を削減できたりメリットが大きいです。
またSemrushはWebマーケティング施策と、オールインワンで管理できるツールなので
他チームメンバーのリテラシー向上などにも、役立てることが出来ると思います。