『大学生向けWebマーケティングのおすすめインターン』について徹底解説します。
実際に企業で働いて給料をもらいながら、基本的なビジネスマナーから
専門的なスキルも学べて、就活を有利に進められるのがインターンの魅了です。
最近では、Webマーケ事業を行う"IT企業"も数多くインターンを募集しており
今の時代必須とも言える「Webスキル」を磨くため、たくさんの学生が参加してます。
そこで今回は、Webマーケティング業界の(短期・長期)インターンを探す方法や
具体的な仕事内容、参加することで得られるメリット、面接時の注意点など
実際に大学生の時参加していた、私の体験談も合わせて紹介していきます。
【経験者が解説】Webマーケティング業界インターンの仕事内容
そもそもWebマーケティングとは、Google・Yahoo!・Instagram・YouTubeなど
様々なWebサービスを活用して、企業の売上を伸ばしていく仕事なのですが
まずはインターンが関わる可能性が高い、仕事内容をいくつか紹介します。
(Twitter・Instagram)SNSアカウント運用
一つ目に、インターンが携わる可能性が高いのが「SNSアカウントの運用」です。
Webマーケティングの仕事というのは、基本的に"企業のホームページ"を軸に考えて
- ホームページに人を集める
- ホームページを改善していく
の大きく分けて2種類に分類することが出来ます。
そしてTwitter・Instagramなど、SNSの運用は「ホームページに人を集める」ための施策です。
Twitter・Instagram以外に、YouTubeやTikTokなど動画チャンネルの運用に関しても
普段から慣れ親しでる大学生の皆さんの方が、上手く運用できる可能性が多いです。
そのため「フォロワーを増やす」や「チャンネル登録者を増やす」ことを目標に
お客様やインターン先企業の、SNSアカウント運用に携わることは十分考えられますね。
(記事執筆)アクセスを増やす「SEO対策」
他にも"ホームページに人を集める"施策はたくさんあるのですが、その一つが「SEO対策」です。
SEO対策(Search Engine Optimaization)とは、Google・Yahoo!のような検索エンジンで
特定のキーワードを検索した時、自社のホームページを1位(1ページ目)に表示させる対策のこと。
このSEO対策には
サイト内の情報を整理する
サイト内でブログ記事を書く
スマホ対応など最適化する
各種SNSでシェアしてもらう
など様々な業務があるのですが、中でも「ブログ記事の執筆」はインターンが対応することが多いです。
例えば「Instagram ストーリー」と検索した人に向けて、皆さんならどんな記事を書きますか?
大学生の皆さんであればInstagramのストーリーは、十分使いこなせていると思いますが
このキーワードで検索する人は「Instagramのストーリーを全く知らない人」です。
- Instagramのストーリーとは
- ストーリーに投稿する方法
- ストーリーで使える機能一覧
このようにブログ記事の執筆では、老若男女"全ての年代が"分かる記事を書く必要があり
要点をまとめて分かりやすく解説されていなければ、検索結果で上位表示されません。
このSEO対策は"技術的なスキル"も必要なため、最初は先輩がサポートしてくれると思います。
(Google・Yahoo!)ネット広告運用サポート
次に「ネット広告運用」についても、ホームページに人を集めるための施策の一つです。
例えばGoogle・Yahoo!・Twitter・Instagramなどは、企業がお金を払って広告を出すことが可能で
一番イメージしやすいのはYouTubeの「3秒でスキップできる動画広告」ではないでしょうか。
Webマーケ会社の場合、お客様から毎月予算を預かって、このネット広告を運用することが多く
インターンで会社に入った場合、おそらく必ず携わる仕事の一つだと思います。
ネット広告の良いところは"キーワード・年齢・性別・居住地・興味/関心"など
配信するターゲットを選択できる点で、全てデータが取れるので分析することも出来ます。
ネット広告の配信準備
広告配信後の分析/改善
報告用レポートの作成
などインターンの方であれば、先輩や上司の指示を受け、部分的に仕事を任されることがあるでしょう。
(数値を見て)ホームページの分析・改善
そしてSNS運用・ネット広告・SEO対策などで、ホームページに集客できるようになれば
一人でも多くの人に「商品の購入」「サービスに関するお問い合わせ」してもらえるように
ホームページのデータを見ながら、適切な改善を実行していく必要があります。
もしアクセス数は多いのに、注文・お問い合わせが増えない場合は
- ホームページ自体が使いずらい
- 商品に関する情報が分かりにくい
- 他の商品の購入を検討している
- 今は買うタイミングではない
- 商品自体に魅力を感じていない
などいくつか原因が考えられるので、それを一つ一つ検証していくのもWebマーケターの仕事です。
このホームページの分析→改善の作業は、先輩社員もすごく頭を悩ませるポイントなので
(インターンに対して)客観的なアドバイスを求める、というシーンは私もよく見てきました。
Webマーケは"正解がない仕事"なので、一緒にアイディアを考えてくれるとすごく有難いですね。
(お客様に報告用)レポート作成のサポート
最後に「毎月の運用結果」をクライアントに報告するのも、Webマーケターの大事な仕事です。
- サイト全体のアクセス数は?
- 各SNS経由でのアクセス数は?
- ネット経由の売上はいくらか?
- サイト改善ポイントはどこか?
など説明するための資料作成時、インターンが先輩をサポートすることがよくあります。
担当するクライアントは、必ずしもWebマーケに詳しい企業ばかりではないので
簡潔に分かりやすく、先月の結果→今後の対策をまとめた資料を作成するのが重要です。
アクセス解析ツールの使い方や、SNSアカウントの分析方法などは、先輩が教えてくれるので
最初は資料作成の一部を担当し、慣れてくれば全て任せてもらえる可能性も十分あります。
【未経験でOK】Webマーケ業界のインターンに参加するメリット
ここからはWebマーケティング会社の「インターンをおすすめする理由」を紹介します。
この業界ならではのメリットもあるので、是非チェックしてみてください。
(PowerPoint)資料作成スキルが身につく
まずWebマーケターは、毎月の運用結果をクライアントに報告する必要があるため
Word・Excel・PowerPointを使った、資料(レポート)作成スキルが大幅に向上します。
ネット広告・SEO対策・SNS運用など、あまり詳しくない企業担当者の方も多いので
見た目の見やすさだけでなく、分かりやすく簡潔に内容をまとめる必要があります。
(データを見て)分析する能力が身につく
また資料作成する際、データを見て分析→改善案を出すのもWebマーケターの仕事です。
先月と比較して売上が悪かった要因は何か?
先月よりもアクセス数が減った要因は何か?
Googleアナリティクスなど専用の分析ツールを使って、これらの要因を探していきます。
Webマーケティングでは"全てデータが見られる"ことが、最大の魅力であるため
感覚ではなく常にデータに基づいて、次のアクションプランを考える必要があります。
(市場分析)業界リサーチ能力が身につく
またWebマーケティングの仕事は、インターネットのことに詳しいだけではダメで
「担当するお客様の業界のこと」も十分理解した上で、施策を考える必要があります。
例えば
どのような人がターゲットなのか?
ユーザーが解決したい悩みは何か?
競合他社はどんな施策をしてるか?
自社商品・サービスの強みは何か?
など事前リサーチした上で、どのネット広告媒体・SNS媒体を活用するか決めていきます。
そのため飲食・美容・スポーツ・不動産・医療など、様々な業界の知識が身につきます。
(検証→改善)PDCAサイクルが身につく!
そしてWebマーケターの仕事は、毎日PDCA(計画→実行→評価→改善)の繰り返しです。
Plan:市場分析をもとに最適な企画を考える
Do:クライアントのOKが出れば企画を実行
Chack:分析ツールを活用して効果検証する
Action:次のアクションプランを考える
このようなデータを見ながら仮説を立てて、次のアクションプランを考えていく中で
「論理的(ロジカル)思考力」も身につくので、就活時に役に立ってくると思います。
(SNS運用など)個人で副業に挑戦できる
更にWebマーケティングの仕事は、基本的に"家でパソコンがあれば"取り組めます。
そのためWebマーケ会社で学んだことを活かし、ブログ運営・SNSアカウント運用など
個人で(副業として)挑戦できるのも、Webマーケターという職業の魅力です。
実際私も会社員自体に"SEO対策"について学び、副業でブログ運営をスタートしました。
そして月30万円くらい稼げるようになって、独立して今フリーで活動をしています。
Webマーケティング業界は、一部リモート・フルリモートを採用してる企業も多く
自分の時間を確保しやすいので、空いた時間に是非挑戦してみてほしいですね。
「Webマーケター」は他業界でも重宝される
最後にWebマーケティングのスキルは、今度どんな業界に転職しても必ず役立ちます。
最近では「DX(デジタルトランスフォーメーション)」という言葉をよく聞きますが
企業が今後生き残っていくためには、デジタル技術を活用することは必須と言えます。
そのためIT業界ではなく、別の業界に就職したとしても
- ホームページを制作
- SNSアカウントを運用
- ネット広告を配信
- データをもとに分析
- 分かりやすく報告
などの知識・スキルを持っていれば、会社・部署内で必ず重宝されると思います。
(無料で)Webマーケティングの適性があるか見極めよう!
⇒人気Webマーケティングスクールの"無料個別相談会"で
現役Webマーケターの方に一度相談してみるのがおすすめ!
▼目的別でスクールを探す
未経験の転職に強い
オンライン受講OK
受講期間は3ヶ月間
全国に教室がある
ネット広告運用に強い
講師のレベルが高い
入会金+授業料が安い
Webマーケの実務研修有
受講期間は7ヶ月間
>>『ワナビーアカデミー(WANNABE Academy)』
受講期間は1ヶ月間~
コースの種類が豊富
学生専用の割引あり
【長期&短期で探せる】大学生におすすめインターンサイト5選
ここからは「Webマーケ業界のインターンが探せる」おすすめサイトを紹介します。
それぞれのサイトで特徴が異なるので、違いを分かりやすく説明していきますね。
(求人数が多い)Wantedly/ウォンテッドリー
まずインターンを探すのにおすすめしたいのが「Wantedly(ウォンテッドリー)」。
Wantedlyは掲載企業37,000社、ユーザー数300万人、と圧倒的な利用実績を誇り
インターン募集も数多く掲載されているため、気になる企業を探しやすいのが魅力です。
- 同じ大学の先輩が働く企業
- 先輩たちの就活ストーリー
- 会社で働く社員インタビュー
また仕事内容以外にも"その会社を知るための"様々なコンテンツが用意されているため
実際働いている人や、会社の文化など、事前にチェックできるのも有難いですね。
SNS感覚で、企業に「話を聞きたい!」と気軽に連絡したい方に、Wantedlyはおすすめです。
(スカウト機能あり)キャリアバイト
続いて東京都内を中心に、全国のインターンが探せる「キャリアバイト」。
キャリアバイトは大学1~2年生向けの、就活・キャリアイベントを開催していたり
ビジネスマナーに関する動画が視聴できたり、とにかくサポートが充実してます。
また性格価値観診断と、自分のプロフィールを事前に登録しておくと
企業からスカウトが届くシステムがあるのも、キャリアバイトの魅力の一つですね。
初めてのインターンで不安がある方は、是非活用してみてほしいサイトです。
(社長の推薦状)ゼロワンインターン
続いて、Webマーケ業界のインターンを探すのにおすすめなのが「ゼロワンインターン」。
ゼロワンインターンの最大の特徴は"社長の推薦状"という機能がある点なのですが
インターン開始3ヶ月後に、社長があなた自身を評価する推薦状を書いてくれます。
その内容は、他のインターン・新卒募集中の企業がチェックすることが出来るのですが
社長の推薦状を見た企業が「新卒スカウト」を出せるため、就活にも大変役立ちます。
またゼロワンインターンは地域や募集職種以外に
大学1年生歓迎
週1・2日からOK
時給1,000円以上
服装・髪型自由
英語を活かせる
など"条件"から、Webマーケティングの仕事を探せる点も便利だと思います。
(説明会あり)JEEK/ジークインターン
続いて、学生にハイレベルなインターンを紹介するのが「JEEK(ジーク)インターン」です。
JEEKインターンは東京・埼玉・神奈川・大阪など、インターンが探せるエリアは限られますが
Webマーケ業界を含む様々な業界、募集職種から気になる求人を見つけることが出来ます。
また「JEEKインターン説明会」というキャリアイベントも、定期的に開催されており
- 企業選定
- ES添削
- 面接対策
など専任のキャリアアドバイザーが、インターンに合格するまで無料で個別サポートしてくれます。
JEEKインターンはこの"手厚いサポート"が魅力で、対象エリアに住んでる学生の方は、是非一度説明会に参加してみてください。
(短期あり)Infra/インフラインターン
最後におすすめなのが、新卒募集・インターン募集が探せる「Infra(インフラ)インターン」。
Infraインターンは長期だけなく、短期(期間限定)のインターンも掲載されているため
「卒業まであまり時間がない大学生」でも、3日間限定・2週間限定で参加することが出来ます。
またWebプログラミング・ライティング講座・マーケティング講座・営業講座など
学生向けに「スキルアップ講座」を用意しており、自主学習用に役立てることが可能です。
プロフィールを登録しておくと、企業からスカウトが届く機能もあるので
Webマーケ業界のインターンを探している方は、登録しておいて損はないと思います。
【面接対策など】インターンに採用されるための注意ポイント
ここからは、企業のインターンに応募し「選考を進める際の注意点」について解説します。
ご自身の希望する企業から合格をもらえるよう、是非意識してみてください。
(面接する企業の)業務内容を正確に把握
まず大事なのが、面接を受けるWebマーケ会社の「事業内容」を正確に把握すること。
最初に紹介したように、一言でWebマーケティングと言っても
ホームページ制作
ネット広告の運用
SEO対策の実施
SNSアカウント運営
など企業によって注力している事業が異なるので、その点は注意が必要です。
もし「YouTubeチャンネルの運営に携わりたい」など、明確な目標がある学生の方は
その点を考慮して、インターン先の企業を選ぶように工夫してみてほしいですね。
「事業内容の把握」は面接を受ける時、とても大事なので、気を付けてくださいね。
(Webマーケの)スキル・実績があれば◎
そして、可能であれば(SNS管理など)ご自分の今の知識・スキルを話せるとよりGoodです。
Webマーケに関する知識・スキルは、インターンで入った後に身につければ大丈夫なのですが
入社前から少しでも話せる内容があると、面接時のアピールポイントになると思います。
- フォロワーを増やすための工夫
- いいね!を獲得しやすい投稿
- 動画を作成する時に注意した点
など、どんな些細なことでも話せると、他の学生と差別化することが出来ます。
特にTwitter・Instagram・TikTokなどは、面接を受ける会社の社長よりも
大学生の皆さんの方が詳しい可能性は十分あるので、自信を持ってくださいね。
(企業面接)志望動機を話すときの注意点
最後に、就活前の大学1~2年生に意識してほしいのが「結論から話す」という点です。
これは就職活動中に、嫌でも注意しないといけないポイントなのですが
- 結論を話す
- 具体的な内容
の順番で質問されたことに対して、簡潔に分かりやすく話すように意識しましょう。
論理的に"筋道を立てて"話さないと、相手が理解しずらいので注意してほしいですね。
と質問されたら、まず結論「貴社を希望した理由は、○○だからです。」と伝えて
その後に補足で説明する内容があれば、話すという流れを徹底するようにしましょう。
※より詳しくは>>『Webマーケ業界の面接で聞かれる質問(回答例付き)』をご覧ください。
【大学3年から参加】私のWebマーケ業界インターンの体験談!
続いては、Webマーケ会社にインターンに参加していた「私の体験談」を紹介します。
「どんな雰囲気で働くのか?」イメージしやすいよう、詳細をお伝えしますね。
(Webマーケ会社で)私が担当した仕事内容
まず私がインターンに参加したのは、大学3年の時に内定をもらった企業でした。
大学卒業までに少しでもスキルを身につけたかったので、週に2~3日出勤していました。
業務内容
ホームページの分析
ホームページの修正
報告レポートの作成
基本的なタスクは、担当するお客様のホームページ分析をサポートしたり
お客様から修正依頼があれば、社内の制作スタッフの人にお願いを出したり
定例会用の資料作成サポートなど、実務的なタスクが多かったです。
(比較的年齢が近く)気軽に質問ができる
そして実際働いてみて感じたこととして、平均年齢30歳くらいの会社だったので
そこまで年が離れておらず、分からない点は気軽に質問できたのは有難かったです。
これは"IT企業ならでは"だと思うのですが、社長自身も30代半ばの会社が多く
1~2個上の先輩も多いので、比較的フレンドリーに話しかけてくれる雰囲気でした。
インターン中に飲みにも連れて行ってもらって、すごく仲の良い職場でした。
(服装・髪型)自由な社風で働きやすい!
更にこれもIT企業ならではの文化だと思いますが、服装・髪型は比較的自由でした。
もちろん営業メンバーなど、お客様と直接やり取りする社員の人は別でしたが
デザイナーや広告運用担当など、社内メンバーは私服で通勤してる人も多かったです。
またタスクが遅れなくこなせていれば、各自休憩は自由にとって大丈夫ですし
最近では希望を出せば、リモートでインターン出来る企業も増えていると思います。
(パソコンで)黙々と作業する時間が長い
ただデメリットというか、人によっては向いていないなと思った点なのですが
社員同士が仲が良いとはいえ、日中はあまり話さず、淡々と作業する時間が圧倒的に長いです。
基本的にはパソコンに向かって作業し、分からない点は上司や先輩に質問して
また作業をする繰り返しなので、人と話すのが好きな人は苦痛に感じるかもしれません。
これはWeb業界のインターンであれば、どこも同じだと思うので、覚えておいてほしいですね。
※より詳しくは>>『Webマーケティング業界が合わない人の特徴9選』をご覧ください。
【記事要約】インターンに参加すれば就活を有利に進められる
ここまで「Webマーケティングのインターン」について徹底解説しました。
この記事のまとめとして、Webマーケティング業界のインターンに参加すると
今後必須のスキルともいえる、ホームページ・ネット広告・SNS運用など
様々なスキルに加えて、資料作成・データ分析などのスキルも身につきます。
ちなみにこのブログ"Webマーケティングの学校"の、LINE公式アカウントでは
最近大学生からの「インターン」に関する相談をもらうケースが増えています。
無料で質問を募集してるので、不安な点がある方は気軽に活用してみてください。