『Webマーケティング業界の将来性』について徹底解説していきます。
現代を生きる私たちの生活の中で、欠かせない存在となったインターネット。
そのインターネット上にある、Google・Yahoo!・Twitter・Instagram・YouTubeなど
様々なサービスを活用して、企業の売上アップのための戦略を考える
Webマーケティング職は、昨今急激にニーズが増えている職業の一つです。
今回はWebマーケティング職に興味がある方向けに、Webマーケ職の将来性
- 今後市場価値は高まるか?
- 今後なくなる職業なのか?
など、現役で働くブログ管理人が詳しく紹介します。
未経験の方向けに分かりやすく解説するので、是非参考にしてください。
【簡単に解説】Webマーケティング業界の仕事内容
まずは簡単に「Webマーケターとは何をする仕事なのか?」紹介します。
未経験の方はざっくり職務内容を理解して、次を読んでもらえると嬉しいです。
(基礎)Webマーケターの職務内容
広告:ホームページに人を集める
分析:ホームページを分析し改善
情報収集:常に新しい施策を模索
まずWebマーケティングの仕事は、大きく分けると3つしかありません。
簡単に説明すると、企業の商品やサービスを利用する可能性がある
お客様をホームページに集客し(①)、ホームページに来たお客様が
一人でも多く注文・お問い合わせしてくれるように、改善をする(②)
常に情報収集をして、合いそうなサービスは次々試す(③)という流れになります。
「変化が激しい」Webマーケ業界!
なぜ3つ目の「常に新しい施策を模索する」のが、大事なのかと言うと
Webマーケ業界は特に変化が激しい業界で、新サービスが次々誕生します。
このような新サービスに対しアンテナをはり、常に情報収集を欠かさず
クライアントに合いそうであれば、すぐ提案する姿勢がとても大切なのです。
(広義)デジタルマーケとの違い
Webマーケ:ホームページを軸に集客する
デジタルマーケ:ホームページ以外でも集客する
ちなみに以前までは、ホームページに集客⇒購入(決済)というのが一般的でしたが、
最近ではInstagramのように、ホームページにわざわざ集客しなくても
「アプリ内で集客⇒購入(決済)」まで出来るサービスも増えています。
このようにホームページを介さず、ネット上で集客する手法も増えており
これらは、Webマーケティングより広い意味で「デジタルマーケティング」と言います。
【今度どうなる】Webマーケティング職の将来性!
Webマーケターの仕事内容について、簡単に知っていただいたところで
ここからは具体的に、Webマーケティング業界の将来性についてお話しします。
(増加)インターネット広告市場
まず結論からお伝えすると、Webマーケティング職の将来性については
今後さらにニーズが高まり、市場価値が上がっていくと予想されます。
上記は電通グループの、インターネット広告費の年間推移をグラフ化したものですが
2015年から右肩上がりで予算が増えており、2019年には2兆1,048億円に達しました。
このように、インターネット広告を配信したいという企業が増えるということは
その広告を運用するデジタル人材も、今後更に欠かせない存在になってきます。
まず一つ目にこのような、インターネット広告のニーズが年々高まっていることから
Webマーケティング職は、将来的にかなり重宝される職業だと考えます。
(2019年)TVの広告費を上回った
ちなみに2019年は初めてインターネット広告費が、テレビの広告費を上回った
Webマーケティング業界にとっては、大きな転換期になった言われています。
ちなみに有名なマス広告4媒体(テレビ・ラジオ・新聞・雑誌)は、全て5年連続で
減少傾向となっており、伸び続けているのはインターネット広告のみです。
紙の本や漫画が「デジタル書籍(kindle本)」などに移行していき
スマホがあれば、いつでも本や漫画を読めるようになったのと同じように
「テレビ・新聞・雑誌・ラジオ」も、今後デジタル化が加速していくと考えられます。
実際、新聞も雑誌も今ではスマホで読めますし、ラジオもスマホで聴けます。
参考:2019年 日本の広告費
(DX)デジタルシフトを目指す大企業
もう一つWebマーケティング業界が、将来ニーズが高まる理由を紹介します。
昨今では、今まで集客方法をテレビCMに頼ってきた多くの大企業たちが
新型コロナの影響もあり、デジタルシフトを余儀なくされています。
具体的には
デジタル広告比率:50%→90%以上に
本社にデジタルシフトチームを発足
デジタルマーケ専門人材を100名採用
など資生堂が大きく方向転換したことで、化粧品業界で大きな話題となりました。
このように、大企業でもこれからデジタルシフトするケースが増えてきます。
そうすれば資生堂のように、デジタルマーケティングの専門人材が必要になり
すると、デジタル(Web)マーケに強い人材は重宝される可能性が高いですね。
参考:2020年 第2四半期/上期実績および見通し(株式会社 資生堂:41ページ)
(需要あり)デジタル人材が不足
また昨今、Webマーケティングのニーズ自体は高まっているのに
対応できるWebマーケターの数が、圧倒的に不足しているのは有名な話です。
ブログ管理人も一度転職活動した際に、Webマーケティング業界の経験者は
転職市場になかなかいないので、未経験で採用する企業が多いと聞きました。
実際、副業マッチングサービスの「KAIKOKU(カイコク)」を運営する株式会社BLAMの調査によると
マーケティング業務に携わる人の9割以上が"人材不足"を感じているとのことでした。
特に「Webマーケティング戦略の設計」や「各種SNSアカウントの運用」など
専門的な知識を持つ人材を、求めている企業が数多くいることが分かります。
(悪い点)将来性がない分野もある
このように市場規模事態は拡大している、Webマーケティング業界ですが
細かく見ると「将来性があまり感じられない」分野も、確かにあります。
先ほどお伝えしたように、Webマーケティング業界は特に変化が激しい業界で
広告手法というのも日々進化しており、中には淘汰されつつあるものもあります。
以前はWebマーケティングと言えば、Google・Yahoo!の"検索連動広告"だったのに
最近ではYouTubeの動画広告、Facebook・Instagramなどの"SNS広告"が伸びており
Google・Yahoo!のような検索エンジンは、淘汰されるという話もあります。
(大変)常に勉強する姿勢が大事
このように日々進化するWebマーケ業界だからこそ、大変な部分もあって
日々勉強を怠らず、自分のスキルをアップデートする必要があります。
と慢心することなく、日々新しく登場する新サービスの情報収集を欠かさず
動画やSNSマーケティングが伸びているなら、改めてその分野を勉強し直します。
今までのスキルに固執すると、自分の市場価値はどんどん下がるので
勉強する姿勢がとても大事で、、Webマーケターの大変な部分でもあります。
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【AI進化】Webマーケティングの仕事はなくなるか
「Webマーケティング業界の仕事なくなる論」で、よく議論される話題が
"AI(人工知能)"や"機械学習アルゴリズム"の発展についてです。
「自動化される部分」はある!
まず結論からお伝えすると、AIや機械学習のさらなる進化によって
Webマーケティングの仕事の中で、影響を受ける部分は確実にあります。
現に、GoogleやYahoo!の検索連動広告は「自動入札」という新機能を搭載しており
今まで人の手で手動で行ってきたものを、機械が自動でするようになりました。
このようなAIや機械学習による"自動化"は、他の業界と同じようにWebマーケ業界にも
徐々に浸透して、人間が実際に手を動かす工数は減ってくるように感じます。
「マーケスキル」は一生使える
それではWebマーケティングの仕事自体が、AIや機械学習の進化によって
全て自動化され仕事を奪われてしまうか言うと、答えは「No」だと思います。
というのもAIや機械学習の進歩によって、今後奪われてしまう作業の多くは
"人間が機械的に手作業していた"手間がかかるタスクの部分です。
あくまでAIや機械学習が得意なのは、機械でも代用できる単純作業なので
人間の悩み・ニーズを深く理解し、価値あるもの・サービスを創造する能力は
AIや機械学習では対応できず、私たち人間にしか磨けないスキルなのです。
もちろんAIや機械学習が、今後どれだけ進化するかは誰にもわかりませんが
(人間の心理を理解し戦略を考える)マーケティングスキルは今後も不変であると考えます。
【年収いくら】Webマーケティング職は稼げるのか
ここまで、Webマーケティング職の今後について解説してきましたが
ここからはもう少し詳しく、Webマーケターという仕事を知っていきましょう。
(3選)Webマーケで有名な会社
まずはWebマーケティングに携われるのは、どのような会社がなのでしょうか。
有名な会社で言うと、大手広告代理店の「電通(子会社:電通デジタル)」や
博報堂(子会社:アイレップなど)や、インターネット専門広告代理店の最大手
株式会社サイバーエージェントなど、多くの企業が存在しています。
2020年に入り、もともとマスメディアに強い業界最大手の「電通」と
インターネット広告に強い「サイバーエージェント」は、時価総額でかなり拮抗しています。
Webマーケティング職の「年収」
年代 | 年収(全体) | 年収(Webマーケ) |
20代 | 348万円 | 374万円 |
30代 | 444万円 | 468万円 |
40代 | 510万円 | 554万円 |
次に、Webマーケティング業界の平均年収をチェックしましょう。
大手転職サイトのdodaが集計した、年代別の平均年収を見てみると
驚くことに全ての年齢層で、平均的な年収よりも上回っていますね。
更にWebマーケティング業界は、ある程度の顧客数を担当できるようになれば
歩合(インセンティブ)を出してくれる企業も多く、年収UPもしやすいです。
(働きながら)副業に取り組める
更に私も会社員時代にやっていたことですが、Webマーケのスキルが身につけば
ブログを運営したり、ネット広告の運用代行をしたり、動画編集を受託したり
会社員として働きながら、副業で収入も得やすくなるのも魅力です。
仮に月5万円の副収入でも、年収にすれば60万円もアップすることになるので
会社に依存せず、豊かな生活を送りやすくなると私は実感しています。
※より詳しくは>>『Webマーケティング業界が稼げる理由8つ。』をご覧ください。
【独立!】Webマーケティング職のキャリアプラン
次にWebマーケ会社に就職した後は、どのようなキャリアプランが用意されているか
現役でWebマーケの仕事をして8年目になる、ブログ管理人が解説していきます。
(CMO)会社で経営層を目指す
そもそもWebマーケティングの仕事に携わることが出来るのが
- Web専門の広告代理店・制作会社
- (通販)商品を販売する事業会社
の大きく分けて2つなのですが、1つ目のWeb専門の広告代理店や制作会社であれば
若いうちからマネジメントに携わり、事業部長やマネージャーを目指すのが良いでしょう。
そして通販のような商品を販売する事業会社であれば、マーケティングの最高責任者
CMO(Chief Marketing Officer)を目指して、スキルを磨くのも良いですね。
中長期的なキャリアプランの話にはなりますが、上記のような役職まで上がることが出来れば
年収もUPしますし、多くの企業から必要とされる人材になると思います。
「フリーランス」として独立
また、もし会社での昇給や昇格、マネジメントにあまり興味がない方は
独立してフリーランスになるのを、目指してみるのも良いですね。
そもそもWebマーケティングというのは、企業が売上を増やすための
戦略を考える仕事なので、個人で稼ぐスキルにも直結しています。
- いつ会社を辞めても一人で生きていける
- 会社に依存せず理想の働き方を目指せる
という理想を目指せるのが、Webマーケティング職の醍醐味と言えますね。
※より詳しくは>>『Webマーケティング業界のキャリアプラン。』をご覧ください。
【未経験から】Webマーケ業界に入るのは難しいか
最後にWebマーケティング職に、転職しようかと考えている方向けに
「未経験でも活躍できるのか?」について、詳しく解説していきます。
「Web専門広告代理店」で働く
まず結論からお伝えすると、未経験でも本人のやる気や適性次第で
採用してくれるWebマーケティングに携われる会社は、数多くあります。
先ほどお伝えしたように、Webマーケティング職は常に人材不足で
転職市場にあまりいないので、未経験から採用し育ててくれる企業も多いです
もし未経験でWebマーケターを目指すなら、まずWeb専門の広告代理店で
基礎からスキルを身につけ、今後のキャリアプランを考えるのがおすすめ。
>>『マスメディアン』のような転職エージェントは、Webマーケティング関連の
求人を多数持っているので、一度相談してみるのも良いと思います。
「Webマーケスクール」で勉強
また転職する前に、一度基礎からWebマーケを学び直したいという方であれば
>>『マケキャン』のような、Webマーケ専門スクールに通ってみるのもおすすめ。
3ヶ月という短期集中で、基礎の基礎からWebマーケティングのことを学べる
マケキャンは、未経験の方を対象にしているので安心して通学できます。
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