『Webマーケティングの仕事が向いている人の特徴』について徹底解説します。
Google・Yahoo!・Facebook・Instagram・YouTubeなど、様々なWeb媒体を活用して
企業のネット経由での売上に貢献するのが、Webマーケターの仕事になるのですが
その人の性格や希望する働き方によって、向き・不向きがあると言われています。
特にWeマーケティング業界未経験の方であれば、実際に会社に就職してみて
という状況にならないように、ご自身に適性があるかしっかり見極める必要があります。
そこで今回は、現役でWebマーケティング業界で活動しているブログ管理人が
私自身の経験も踏まえて、向いている人・向いていない人の性格の特徴を紹介します。
この記事では合計10点満点で、Webマーケティングの仕事に向いているか
適性診断が出来るようになっているので、転職を考えている方は参考にしてみてください。
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【10点満点】Webマーケティング職が向いてるか適性診断!
それでは具体的に、Webマーケティング職が向いている人の特徴を紹介していきます。
ご自身の性格に当てはまるかどうか、一つ一つチェックしてみてください。
①(データ分析)数字管理が得意な人
まず一つ目にデータ(数字)を活用して、分析するのが得意な人はWebマーケターに向いています。
というのもWebマーケティングの仕事は、ネット広告の配信分析やホームページのアクセス解析など
毎日のように数字を見ながら、現状より結果が良くなるように地道に改善を繰り返していきます。
- ネット広告のクリック率(CTR)
- ネット広告のお問い合わせ率(CVR)
- ネット広告のクリック単価(CPC)
など様々な指標があるので、クライアントの売上を伸ばすために自分なりに仮説を立てて改善を実行します。
すると良くも悪くも、すぐ数字で結果が確認できるのはWebマーケティングの仕事の面白い点でもあります。
ですので極端に「数字管理に対して抵抗がある方」にとっては、Webマーケティングの仕事はしんどく感じるかもしれません。
ただ私自身も文系で数学はそこまで得意な方ではなかったですが、今でも問題なく取り組めていますので
極端に苦手意識がある方でない限りは、是非挑戦してみてほしいですね。
②(論理的)ロジカルに考えられる人
またWebマーケティングの仕事では、ロジカルシンキング(論理的思考能力)が常に求められます。
例えばホームページのお問い合わせが少ないと、クライアントから相談をもらった場合
実際に分析してみると
パターン①
- そもそもアクセス数が少ない
- アクセス数が少ない原因は何か?
- Googleでホームページがヒットしてない
- SEO対策を実施して順位向上を図る
パターン②
- アクセスは多いのにお問い合わせ率が低い
- お問い合わせ率が低い理由は何か?
- スマホで見た時にホームページが使いずらい
- スマホページを改善してみる
など直面している課題は企業によって異なるので、適切に現状を把握して改善案を考える必要があります。
このようにWebマーケティングの仕事は
- 企業の売上を伸ばすための施策を立案:Plan(計画)
- 実際に施策を実行して検証してみる:Do(実行)
- 施策の結果をもとに適切な評価をする:Check(評価)
- 評価をもとに次の改善案を提示する:Action(改善)
このPDCAを繰り返すことが多いので、ロジカルに分析・整理して、改善施策を考えるスキルが求められます。
もちろんロジカルシンキングスキルは、Webマーケティング業界で実務経験の中で身についていくので
最初から必須ではありませんが、普段から論理的に考えるのが得意な人は向いていると思います。
③「人の行動心理」に興味が持てる人
そしてPDCAを実施する時に、大事なのが「人の行動心理に興味を持つこと」だったりします。
というのもWebマーケティングの仕事は、ネット広告の運用やホームページの分析など
「数字」を見ながら日々分析→改善していくことが中心なので、意外と見落としがちですが
そこには「広告をクリックした人」や「ホームページを見に来た人」が実際に存在します。
このように担当するクライアントの広告をクリックしたり、ホームページを見に来た人が
どんな人で、どんな悩みを抱えていて、なぜその商品を購入しようと思ったのか?
などお客様の深層心理を理解し、その人のニーズに合った広告のキャッチなど考えていくのもとても大事です。
例えば私(男性)が「女性用商品」を取り扱うクライアントを担当する場合は、同僚の女性社員に話を聞いたり
ターゲットとなる人(女性)が抱える悩みを、詳しくヒアリングした上で企画を考えていきます。
ここが(Web問わず)マーケティングの難しい点であり、面白い点でもあると思っています。
④(地道でも)根気よく取り組める人
また、地道なことも根気よく取り組める「研究者気質の方」もWebマーケターに向いています。
WebマーケティングはTwitter・Instagram・YouTube・TikTokなど、最新のWebサービスを活用して
企業の売上を伸ばしていく仕事なので、華やかなイメージを持たれることも多いのですが
先ほど紹介したように、日々数字を見ながら改善を実施したり細かい作業がとても多いです。
担当するクライアントの「規模」や「予算」、他社と比較した時の「優れている点」等によって
有効な施策は異なってくるので、常に正解がない状態で模索していく姿勢がとても重要です。
⑤(積極性)主体的に行動が出来る人
また「主体的に行動出来る人」も、Webマーケティングの仕事に向いていると思います。
Webマーケターの中にも、様々の種類の人がいますが
- 単に指示通りに作業するWebマーケター
- 改善点を積極的に提案するWebマーケター
であれば後者の方が、圧倒的にクライアントから信頼されやすいです。
クライアントも私たちをWeb集客の専門家(プロ)として、依頼しているわけなので
売上を伸ばすために有効な施策に関しては、どんどん提案する姿勢が求められます。
⑥(最新トレンド)情報感度が高い人
また情報感度が高く、常に新しいスキルを身につけたい方もWebマーケターに向いています。
というのもWebマーケティング業界は、Google・Yahoo!・Facebook・Instagramなど
取り扱うWeb媒体の数が多く、更にYouTubeやTikTokなど新しい媒体も次々登場してきます。
ですのでスキルや知識を身につけるために、貪欲に学ぶ姿勢がとても大事になってきます。
とクライアントから突発的に依頼をもらうこともあるので、情報を収集を常に欠かさず
新しい施策でクライアントに合いそうであれば、率先して提案する姿勢も大事ですね。
- ネット広告に関する知識
- SEO/MEO対策に関する知識
- ホームページ分析に関する知識
- 各種SNSの運用に関する知識
などWebマーケティング業界は本当に覚えることがたくさんあり、私自身もまだまだ勉強中です。
ある意味大変ですが、常に好奇心を持って勉強できる方にはやりがいを感じられると思います。
⑦「裁量権の大きい仕事」がしたい人
また若いうちから裁量ある仕事に挑戦したい方にとって、Webマーケティング業界はピッタリです。
というのもWebマーケ業界は、平均年齢「20代後半~30代」の若いメンバーで構成された企業が多く
20代で大企業のWeb施策を担当できたりと、他の業種では体験できない経験を積むことが出来ます。
もちろん大企業を担当することになれば、何千万円という広告予算を管理することになるので
その分プレッシャーもあるのですが、個人的にはすごくやりがいを感じられる瞬間でもありました。
またWebマーケティング業界では、企業の社長や重役を相手にプロジェクトを進めることも多いので
自分自身のビジネスマンとしてのスキルを高められるのも、この業界の魅力の一つだと思います。
⑧(接客)人と接する仕事がしたい人
また意外かもしれませんが、コミュニケーション能力に自信がある人もWebマーケターに向いています。
というのもWebマーケティングの仕事は、クライアントに成果の報告・改善案の説明を行ったり
社内ではプロジェクトのリーダーとして、デザイナー・エンジニア・ライターの人たちと連携したり
意外とコミュニケーションスキルが必要な場面が多く、人と接するのが好きな人にはピッタリです。
多岐にわたるWebマーケティングの施策を実行するには、様々なメンバーの協力が必要なため
常に周りと上手にコミュニケーションを取って、プロジェクトを進めるスキルが求められます。
そのため一人で黙々と作業したい方には、Webマーケターの仕事は不向きかもしれませんが
逆に前職で営業経験があったり、人と接することに自信がある方は適性があると思います。
⑨「変化」を楽しみつつ取り組める人
またWebマーケティング業界は、新しいWebサービスや広告手法が次々に登場するので
時代の変化に柔軟に対応できる人でないと、生き残っていくのがなかなか厳しいと思います。
以前であればWebマーケティングの手法と言えば、Google・Yahoo!のような検索エンジンが主流でしたが
最近ではTwitter・InstagramのようなSNSや、YouTube・TikTokのような動画投稿サービスが急激に成長しています。
今はSNSや動画投稿サイトがトレンドですが、長期的に見ればまた新しいサービスが登場する可能性は十分あるので
その時代の変化に応じて、常にスキルを身につける姿勢が大事だという点は覚えておきましょう。
私自身も最初はGoogle・Yahoo!のSEO対策が得意でしたが、最近はSNSを注力的に勉強してます。
⑩「マルチタスク」でも対応できる人
またWebマーケターは一人につき複数クライアントを担当することになり、そのクライアント毎に
ネット広告運用やSEO対策など、提供するサービスも異なるので常にマルチタスクに追われます。
デザイナーやライターと連携し、スケジュールに遅れが出ないようプロジェクトを進める必要があるので
一つの仕事をコツコツこなすのが得意な方には、かなりキツイ仕事に感じるかもしれません。
ただ最初はOJTで上司のサポートから入っていくケースがほとんどなので、そこまで気負いする必要もなく
徐々に「Webマーケティング業界のマルチタスク」に慣れていけば大丈夫だと思います。
適性診断
①(データ分析)数字管理が得意な
②(論理的)ロジカルに考えられる
③「人の行動心理」に興味が持てる
④(地道でも)根気よく取り組める
⑤(積極性)主体的に行動が出来る
⑥(最新トレンド)情報感度が高い
⑦「裁量権の大きい仕事」がしたい
⑧(接客)人と接する仕事がしたい
⑨「変化」を楽しみつつ取り組める
⑩「マルチタスク」でも対応できる
合計10点満点
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【辛い】Webマーケティング業界が向いてない人の特徴5選
続いては、Webマーケティング業界が向いていない人の特徴を紹介していきます。
以下の5つに該当する方は、普段の業務で大変に感じる点が多いと思います。
(極端に)パソコンが苦手な人!
まず最初に極端にパソコン作業が苦手な方は、入社した後に苦労する可能性が高いです。
Webマーケターは、ExcelやPowerPointなどOffice系ソフトを駆使しながら仕事をしていくので
もし操作に不安がある方は、転職する前に基礎をしっかり学んでおくのがおすすめですね。
最近では(Excelの使い方についてなど)YouTubeで無料で学習することが出来ます。
他にも
- Googleアナリティクスの使い方
- Google広告・Yahoo!広告の基礎
- PhotoshopとIllustratorの使い方
など対応する業務に合わせて、基礎的な内容は学んでおく方が転職活動を有利に進められます。
「ルーティンワーク」が好きな人
次に毎日決められたタスクをこなしたい方にとっても、Webマーケ業界は大変に感じると思います。
先ほど紹介したようにWebマーケ業界は、日々新しいWebサービスや広告手法が登場するので
常に自分のスキルをアップデートする必要があり、その点は大変に感じるかもしれません。
また正解がない中で、クライアントの売上を伸ばすために頭を悩ませる連続であるため
指示されたルーチンワークを黙々とこなしたい方には、向いていないと個人的に感じてます。
(SNS等)ネットに興味がない人
またシンプルに「ネットにあまり関心がない人」も、Webマーケ業界に向いていないと思います。
担当するクライアントから
- Twitter・InstagramなどSNSを強化したい
- YouTube・TikTokに動画を投稿していきたい
など最新のWebサービスを活用して集客したいとご相談をもらう機会も増えています。
ですのでこれらに興味がない方は、情報収集のスピードが遅れる可能性が高く注意が必要です。
普段からSNSなどを上手く活用して、Webマーケティング業界の最新情報を集めて
一早くクライアントに提案する姿勢が、より良い関係性を築くうえでとても大事だと思ってます。
「スキルアップ」に興味がない人
続いて、Webマーケ業界は「新しいことを学ぶことに拒絶反応がある人」には不向きです。
変化が激しい業界であるが故に、情報収集やスキルを高めるための勉強を怠っていると
すぐに取り残され、Webマーケターとして市場価値が下がっていくので注意が必要ですね。
リスティング広告の運用・SNSアカウントの運用・SEO対策など、Webマーケの各施策に関しては
自分で出来るものもたくさんあるので、実際に挑戦してみてスキルを習得するのもおすすめです。
私自身も会社員時代にSEO対策のスキルを活かして、個人でWebメディアの運営を行って
収入を得ることが出来て、最終的にはフリーランスとして独立して今に至ります。
スキルアップが収入に直結しやすい業界なので、是非積極的に学んでいってほしいですね。
(終身雇用)安定性を求める人!
もちろん所属する企業に安定性を求めるのは、決して間違ったことではありませんが
「終身雇用で、何事もなく定年まで会社に居続けたい。」
という想いが強い方にとっては、Webマーケティング業界は少し不向きだと思います。
この業界は比較的ベンチャー企業が多く、所属する企業に安定性を求めるよりも
「スキルをとことん磨いて、自分自身で安定性を手に入れる。」くらいの野心を持つ方が多く
それくらいのモチベーションを持っている人の方が、長続きする印象があります。
※より詳しくは>>『Webマーケティング業界が合わない人の特徴9選。』をご覧ください。
【未経験から】Webマーケターを目指す方法を紹介します!
ここまで、Webマーケティング職が向いている人の性格の特徴を紹介してきましたが
最後に「具体的にWebマーケティングを一から学ぶ方法について」解説していきます。
診断結果を踏まえて、Webマーケ業界に興味がある方は是非挑戦してみてください。
(概要理解)Webマーケに関する本を読む
まず一番取り組みやすいのは、Webマーケティングに関する参考書を活用する方法ですね。
特に業界未経験の方であれば
- Webマーケティングの概要
- SEO(MEO)対策の概要
- リスティング広告の概要
など基礎的な内容を、まずは参考書を使ってインプットしてみるのがおすすめです。
1冊1,000~2,000円程度なので、あまり費用をかけずに取り組めるのは大きな魅力ですね。
例えば『沈黙のWebマーケティング』などは、業界未経験者の方にピッタリで
「ホームページを活用して、どのように企業の売上を伸ばしていくのか?」
具体的な事例をもとに、漫画形式で描かれているので読みやすいと思います。
(より詳しく)Udemyなど動画教材を活用
そしてWebマーケティングの基礎について、大まかに理解を深めた後は
Udemyなどの動画教材を活用して、実務的なスキルを身につけていきましょう。
Udemyは世界中で3,000万人以上が利用する、オンライン学習専用のサイトなのですが
Webマーケに関する講義を、1万円以内で格安に受講できるのが大きな魅力です。
動画コンテンツを活用するならYouTubeでも良いのですが、Udemyに関しては
基礎の基礎から体系的にカリキュラムが組まれており、理解が深まりやすいと思います。
私も動画編集など新たいスキルを身につけたい時は、Udemyを活用するようにしています。
- SEO対策はどのように実施するのが?
- Google広告はどのように配信するのか?
- Googleアナリティクスの使い方は?
などWebマーケ業界でよく使うツールの使い方をマスターするのに、Udemyはピッタリです。
Udemyでは定期的に割引キャンペーンが実施されており、その期間中であれば
(3,000円以下など)格安で受講出来るので、是非チェックしてみてください。
※より詳しくは>>『WEBマーケティングが学べるおすすめUdemy講座7選。』をご覧ください。
(未経験OK!)Webマーケスクールに通う
またより本格的に勉強するなら、現役のWebマーケターに直接指導がしてもらえる
『(未経験者向けの)Webマーケティングスクール』に通うという方法もあります。
Webマーケティングスクールとは、Webマーケの概要からリスティング広告の配信手順まで
現役Webマーケターが徹底指導してくれるスクールで、転職のサポートまで行ってくれます。
例えば、IT業界最大手のDMMが運営する>>『マケキャン』などは人気がありますね。
マケキャンは転職成功率98%、受講者の3人に2人が年収UPを達成しているスクールで
未経験特化型のカリキュラムを用意しているので、キャリアチェンジした方にはピッタリです。
現在オンラインで相談会を実施しているので、もしWebマーケスクールが気になる方は
公式サイトから予約をして、講師の方にいろいろと相談してみてください。
(実務経験)Webマーケ会社に転職する!
最後にWebマーケターを目指すなら、未経験からWeb広告代理店などに入ってスキルを磨く方法もあります。
もちろん実務経験がある方が採用されやすいのは事実ですが、Webマーケ業界は常に人手不足で
適性があれば未経験からでも採用して、OJTで基礎から指導してくれる会社も多いです。
Webマーケターになるなら、実際に仕事に取り組んで実践の中でスキルを身につけるのが一番なので
もし転職を検討している方は、一度Webマーケ業界に強い転職エージェントに相談してみるのがおすすめです。
業界に精通した転職エージェントに相談することで、客観的に自分にどのスキルが足りないか
知ることも出来るので、すぐの転職を考えていない方でも一度相談してみるのが良いと思います。
意外と「未経験OK」の求人が多い業界なので、気負いせず是非挑戦してみてほしいですね。
【質問受付】Webマーケティングに関する悩み相談ください
- Webマーケ業界に転職しようか迷ってる
- 未経験から転職するから不安がある
- Webマーケ業界の仕事内容を教えてほしい
などもし不明点がある方は、是非このサイトの公式LINEからご質問ください!
私自身まだまだ修行中の身ですが、Webマーケティング業界は今年で8年目で個人で独立も果たしました。
この公式LINEは一人でも多くのWebマーケターの方と交流し、お互い切磋琢磨したいと考え始めたものなので、何かでお金を取るということは決してありません。
少しでもお役に立つことが出来れば私も嬉しいので、是非お気軽にご活用ください。