『Webマーケティングとプログラミング、どっちを学ぶべきか?』徹底解説します。
Webマーケターとプログラマーという職業は、今後更なる"デジタル化"の加速によって
「手に職がつけられる仕事」として、就職/転職活動中の方から人気が出ています。
どちらもパソコンがあれば仕事が出来るので、自宅・カフェで作業したりと
スキルがあれば、比較的自由に働けるのも魅力的なポイントの一つだと思います。
そこで今回は、Webマーケティング(Webマーケター)とプログラミング(プログラマー)
それぞれの職業に関して、仕事内容・平均年収・やりがい・大変さなど詳しく紹介します。
「将来性があるのはどっちか?」
「学ぶならどっちがおすすめか?」
「それぞれの勉強する難易度は?」
など将来性・勉強の難易度についても解説するので、どちらかを勉強したい方や
どちらかの業界に就職/転職したいと考えている方は、参考にしてみてください。
【徹底比較】Webマーケティングとプログラミングの違い
それでは最初に「Webマーケター」と「プログラマー」の仕事の違いを紹介します。
この2つの職種の人は一緒に仕事することも多いですが、やることは全く異なります。
(集客→改善)Webマーケターの仕事内容
Webマーケティング:商品を売る戦略を考える仕事
まずWebマーケターの仕事は、SEO対策・ネット広告・SNSアカウント運用など
様々なWebサービスを活用して、企業の売上を伸ばす"戦略"を考えることです。
基本的にWebマーケティングは、ホームページを軸に考えて
- ホームページに多くの人を"集客する"
- 数値を元にホームページを"改善する"
の2点を繰り返し行い、商品の注文・サービスのお問い合わせを増やしていきます。
例えば"ホームページに集客する"手法は、Google・Yahoo!・Twitter・Instagramなど
様々な種類があるので「商品・サービスを宣伝するのに適したWeb媒体はどれか?」
知識やノウハウを元に、作戦を考えて実行していくのが、Webマーケターの仕事です。
(サイト制作)プログラマーの仕事内容
プログラミング:ホームページ・アプリを作る仕事
そして、企業の商品・サービスを紹介するための「ホームページを作成する」のは
Webマーケターの仕事ではなく、専門的なスキルを持った"プログラマー"の仕事です。
プログラマーはHTML・CSS・Javascriptなど、様々なプログラミング言語を活用し
(お客様の要望を満たす)ホームページ・アプリを一から、組み立ててきます。
プログラマーが作成したホームページに、Webマーケターが人を集めるわけですね。
(2つの職業の)社内・チーム内の役割
- ホームページを作成→プログラマー
- ホームページに集客→Webマーケター
- ホームページを改善→Webマーケター
このような役割分担があるため、Webマーケターとプログラマーは社内で連携することが多いです。
例えば「ホームページを改善」するのも、コーディングの知識を持つプログラマーでないと
作業することが出来ないので、Webマーケターが社内プログラマーに依頼する流れになります。
基本的にWebマーケターがお客様と直接やり取りして、Web戦略全体の進行管理するため
- デザイナー
- 広告運用担当者
- ライター
- SNS運用担当者
などプログラマー以外の、他メンバーともやり取りしてプロジェクトを進めていきます。
そのためWebマーケターの方が対応すべき領域が広く、様々な知識・スキルが求められます。
(それぞれの仕事の)やりがい・大変さ
Webマーケター
▼仕事のやりがい
裁量権の大きな仕事が多い
結果がすぐ数値で分かる
最新のITスキルが身につく
▼仕事の大変さ
常に結果が求められる
基本的にマルチタスク
勉強し続ける姿勢が大事
プログラマー
▼仕事のやりがい
モノづくりの醍醐味を実感
アイディアを形にできる
最新のITスキルが身につく
▼仕事の大変さ
納期に追われることが多い
システムトラブル時の対応
勉強し続ける姿勢が大事
このようにWebマーケターとプログラマーでは、そもそも仕事内容が異なります。
そのため、それぞれの仕事で「やりがい・大変さを感じるシーン」も違うのですが
Webマーケターに関しては、やはり"裁量ある仕事が出来る"のが最大の魅力です。
企業の社長や重役を相手に、自らWebマーケティングの戦略を考えて提案するのですが
Google・Yahoo!・Twitter・Instagramなど、どの広告媒体を活用していくかは
Webマーケター個人に委ねられるので、責任重大ですが、その分やりがいも大きいです。
またプログラマーに関しては、自らコードを書いて、ホームページやアプリを作成する
正に「モノづくりの醍醐味」を味わえるのは、Webマーケターにはない魅力と言えます。
※より詳しくは>>『Webマーケティング業界で感じた7つのやりがい』をご覧ください。
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【どっちが稼げる】Webマーケターとプログラマーの将来性
次は「Webマーケター・プログラマーという職業の将来性」について解説します。
「どちらの方が稼げる職業なのか?」も紹介してるので、就職/転職を検討している方は参考にしてみてください。
「インターネットの広告市場」の成長性
まずWebマーケター・プログラマー共通ですが、今後更に市場価値が高まる職業で
昇進/昇格や給料アップはもちろんですが、転職も有利に進められると思います。
その理由は今「インターネットの広告市場」が、年々急成長しているためで
テレビ・新聞・ラジオ・雑誌など"マス媒体"の広告市場は、年々縮小している中
インターネット広告市場は右肩上がりに成長し、2019年には遂にテレビを上回りました。
そのため
- Webマーケター
- Webデザイナー
- Webライター
- プログラマー
などの職業は今後ニーズが高まる可能性が高く、正に"手に職をつけられる仕事"と言えます。
これは「戦略を考えるWebマーケター」も「ホームページ・アプリを作るプログラマー」も同様で
スタートアップ・事業会社・広告代理店など、様々な企業で重宝されていくでしょう。
(他の職業より)結果を可視化しやすい
またWebマーケターとプログラマーは「出来ること」と「今までの実績」を可視化しやすいので
しっかりとした実績を積み重ねていれば、転職市場で"即戦力"として高く評価されます。
出来ること
ホームページを分析して改善案を提案
Google・Yahoo!のリスティング広告配信
SEO対策の実施・検証・改善案を作成
Instagram・YouTube・TwitterなどSNS運用
今までの実績
ホームページ経由で○○円の売上
Twitterフォロワー数○○人を達成
ネット広告の注文単価を○○円削減
例えばWebマーケティングであれば上記のように、スキルと実績を説明できるので
人事担当者にも伝わりやすく、転職/就職活動をスムーズに進められると思います。
プログラマーであれば、コードが書けるプログラミング言語を「出来ること」として
今まで制作したホームページやアプリを「今までの実績」として紹介できますね。
そのためコミュニケーション能力など、数値として可視化しにくいものではなく
定量的なスキル・実績を手に入れたい人には、Webマーケター・プログラマーはピッタリだと思います。
「Webマーケター」の方がやや年収は高い
年代 | 年収(全体) | 年収(Webマーケター) | 年収(プログラマー) |
20代 | 348万円 | 374万円 | 363万円 |
30代 | 444万円 | 468万円 | 486万円 |
40代 | 510万円 | 554万円 | 549万円 |
そして、Webマーケターとプログラマーの「平均年収」を年代別で比較してみると
どちらも"全職種の平均年収"より上回っており、稼げる職業であることが分かります。
更にWebマーケターとプログラマーでは、やや「Webマーケター」の方が稼げます。
やはり"企業の売上に直結する"責任重大な役割であるため、給料を高めに設定している企業が多く
またWebマーケターは常に「人材不足」なので、高い給料で求人を出してることも要因として考えられます。
最近ではYouTubeやTikTokなど"動画SNS"の市場が、テレビを超える勢いで成長しており
対応できるスキルを持ったWebマーケターは、更に年収をアップ出来る可能性がありますね。
(兼業・副業)個人で稼ぐことも可能!
またWebマーケターやプログラマーは、会社の給料以外に「副業」で稼ぎやすいのも魅力です。
例えばWebマーケティングであれば、
自分のブログを開設して運用する
Twitter/InstagramなどSNS運用
YouTube/TikTokチャンネルの運用
会社で学んだ知識・スキルを活かして、個人でも事業に挑戦することが出来ます。
またプログラミングであれば>>『クラウドワークス』などのサービスを活用して
個人で仕事を受託できるので、土日など空いた時間で副業に挑戦しやすいと思います。
Webマーケター・プログラマーとして会社員で働きながら、少しでも給与以外の収入が入ってくれば
精神的にも肉体的にも安定して生活できるので、是非挑戦してみてほしいですね。
このように「会社に依存しない生きていける」のも、この2つの職業のメリットと言えます。
(将来的に)独立を目指すことも出来る
そして個人でも実績が増えてくれば、フリーランスとして独立することも十分可能です。
私自身Webマーケターとして会社員で働きながら、副業でブログを運営していたのですが
個人で収入を得られるようになったので、個人事業主として独立して今に至ります。
仮に今の段階で"起業"まで考えていなかったとしても、個人の事業で収入があれば
「(給料が下がるけど)転職して新しいことにチャレンジしたい」という時に
結婚し子供ができた時に大変かもしれない
今の生活を維持できなくなるかもしれない
など精神的な不安を払拭して、新しいキャリアの一歩を踏み出すことが出来ます。
このようにWebマーケティング・プログラミングのスキルは、転職活動中の方はもちろん
収入を増やしたい方、将来的に独立したい方にとっても、一生役立つスキルだと思ってます。
※より詳しくは>>『(未経験者向け)Webマーケティングの将来性を考察』をご覧ください。
【どっちを学ぶ】最初はWebマーケティングから勉強しよう
ここまで、Webマーケティングとプログラミングについて解説してきましたが
ブログ管理人は「まず最初にWebマーケティングから勉強すべき」と考えています。
(一人)Webマーケは独学で勉強できる
私が、最初はWebマーケから学ぶべきと考える理由は、一人でも独学で勉強して
自らブログを作る・SNSアカウントを運用するなど、すぐ実践ができるためです。
プログラマーという職業は"技術職"なので、現場で様々なタスクで悪戦苦闘しながら
(ある程度長い期間)勉強も継続的に行い、徐々に一人前に成長していく職業です。
その点、Webマーケティングに関しては
SEO対策の基礎知識
広告運用の基礎知識
SNS運用の基礎知識
Googleアナリティクスの使い方
Googleサーチコンソールの使い方
など基礎知識をインプットできれば十分で、後は実践で経験値を積んでいくのみです。
(参考書を活用)基礎知識を身につける
そして独学でWebマーケを勉強する方法は、参考書・オンライン講座・YouTubeなど何でもOKです。
- 本・参考書→基礎的な概要を理解
- オンライン講座→実践方法を学ぶ
個人的には「本・参考書」と「オンライン講座」を併用するのがおすすめで
例えば「沈黙のWebマーケティング」など、初心者向けの本で基礎知識をつけて
その後>>『Udemy』のようなオンライン講座で、実務的なスキルを身につけます。
これでWebマーケティングに関して、基礎的な知識・スキルを身につけるステップは終了で
次からはいよいよ実践で、学んだことを活かして"自分のメディア"を運用するステップです。
(ブログ)Webメディアを運用してみる
先ほど紹介したように、Webマーケティングは専門知識を身につけるだけでは不十分で
それらを活用した「実績・ノウハウ」を持っているか、というのがとても大事です。
例えばTwitter・Instagramのアカウントを作って、単に運用するだけなら誰できますが
「フォロワーを増やす」や「投稿のエンゲージメントを伸ばす」ためには
Twitter・Instagramの知識だけでなく、成果を出すための"ノウハウ"が必要ですね。
ブログ運営→「どのように書いた記事がSEOで1位を取れたか?」
SNS運用→「どのように工夫した投稿がエンゲージを伸ばせたか?」
など一つ一つの"ノウハウ"が、ご自身のWebマーケターとしての資産になります。
Webマーケティングを学ぶために、ブログを運営・SNSアカウント運用する場合は
この「実績・ノウハウをつくる」という点を意識して、日々改善していきましょう。
(実務経験)Web広告代理店に就職する
またWebマーケティングを効率よく学ぶ場合、転職して実務経験を積む方法もあります。
(Web広告代理店など)Webマーケの事業を行う会社の中には、未経験から採用して
1から育ててくれるケースも多いので、本人の適正次第では転職も十分可能です。
会社に入って学ぶメリットとしては、やはり「現場でやりながら覚える」ことが出来る点で
お客様への対応を重ねていく中で、知識はもちろん"ノウハウ"もどんどん貯まっていきます。
更にWebマーケ会社に在籍していれば、最新のWebサービスに関する情報やノウハウも
一早く収集することが出来るのですが、これも独学では得られないメリットと言えます。
私も今フリーランスでTwitterなど活用し、情報収集を欠かさないようにしていますが
会社員時代の「勝手に情報が入ってくる仕組み」は凄く有難かったなと感じています。
(未経験OK)Webマーケスクールに通う
最後に、転職活動中の方なら「Webマーケティングスクールで勉強する」方法もあります。
Webマーケティングスクールでは
ホームページの分析
リスティング広告の運用
ディスプレイ広告の運用
SNS広告の運用
SEO対策のオペレーション
などを体系的に学ぶことが可能で、転職のサポートまで行ってくれるので
「未経験からWebマーケ業界にチャレンジしたい」という方から人気があります。
例えば大手IT企業である"DMM"が運営する「マケキャン」は、未経験者専用のカリキュラム組まれており
- 講義で基礎的な概要の理解
- 実践を想定したトレーニング
- クライアントワークの研修
というような流れで、基礎的な内容の理解から、現場を想定した実務まで経験出来ます。
もちろんお金はかかってきますが、実際にWebマーケターとして活躍するプロから
マンツーマンで指導してもらえるので、独学で勉強するより効率が良いと思います。
気になる方は一度「無料説明会」に参加して、話を聞いてみてほしいですね。
スクール名 | マケキャン |
特徴 | 未経験者の指導に強い |
受講期間 | 3ヶ月 |
入会金 | 無料(期間限定) |
料金(分割) | 14,850円~ |
返金保証 | あり(20日間) |
場所 | オンライン完結 |
カウンセリング | あり(無料) |
【挫折する人も多い】プログラミングの方が難易度が高い
先ほど紹介したように、勉強する難易度は"Webマーケ"より"プログラミング"の方が難しいです。
最初は構文自体が理解できず、エラーが起こっている原因を突き止めるだけでも一苦労で
未経験から挑戦して、途中でモチベーションが低下して挫折したという話はよく聞きます。
ただプログラミングが将来性が高いスキルであることは事実で、正しい方法で勉強すれば
就職/転職して十分通用するレベルまで、スキルを身につけることは十分可能だと思います。
(Udemyを活用)最低限の基礎理解
まず最初は「プログラミングに関する基礎知識」を身につけるステップですね。
これは市販の参考書を活用してみ良いですし>>『ドットインストール』のような
プログラミングの基礎を体系的に学べる、学習サイトを利用するのもおすすめです。
もしくは世界中で4,000万人以上が利用する、オンライン学習プラットフォーム>>『Udemy』で
初心者向けのプログラミングコースを購入して、学習を進めるのも良いと思います。
Udemyではプログラミングはもちろん、Webマーケに関しても「SEO対策・ネット広告・SNS運用」など
様々なコースがあるので並行して受講し、どちらに興味を持てるか判断するのも良いですね。
「HTML・CSS」から勉強に挑戦する!
そして勉強するプログラミングに関してですが、最初は「HTML・CSS」がおすすめです。
HTML・CSSとはプログラミング言語の中でも最も一般的で、分かりやすい言語です。
私自身もそうですがWebマーケターの方でも、基本的なHTML・CSSは理解してる人が多く
- ホームページの制作
- SEO対策を実施する
ために必要で、この言語が分かれば、Webサイトの基本的な構造を理解することが出来ます。
HTML・CSSは先ほど紹介した「ドットインストール」や「Udemy」に専用コースがあります。
「ホームページ」を一から作成する
そしてHTML・CSSに関して基礎的なスキルが身についたら、ホームページ制作に挑戦していきます。
プログラミングは"モノを作る"手段であって、勉強すること自体が目的ではありません。
漠然と「プログラミングを勉強しよう」と始めてしまうと、退屈で挫折する可能性が高いので
期限→3ヶ月間かけてHTML・CSSを勉強する
目的→ホームページを制作できるようになる
このように"勉強する期間"と"勉強する目的"を明確にしたうえで、スタートしましょう。
ホームページに関してはHTML・CSS、そしてJavascriptのスキルがあれば作成可能です。
「自分の興味があること・好きなこと」について情報発信するブログなど、何でもOKなので
企画・コンセプトを考えてみて、実際にプログラミングに挑戦してみてください。
(短期)プログラミングスクールに通う
また本格的にプログラミングを学ぶなら「専門のスクール」に通う方法もあります。
最近ではテレビCMで見かける機会も増えてきましたが、プログラミングスクールでは
2~3ヶ月の短期集中で、未経験からプログラマーとして転職できるレベルを目指します。
受講期間は担当コーチが専用カリキュラムの作成や、日々のスケジュール管理など
マンツーマンでサポートしてくれるので、挫折せず続けられるのは大きな魅力です。
スクールに通う場合はお金がかかりますが、現役のプログラマーに教えてもらえるので
独学で勉強を進めるよりも、効率よく最短でプログラミングスキルを習得できます。
例えば業界でも有名なオンラインプログラミングスクール「TechAcademy」では
無料体験レッスンを受け付けてるので、一度参加してみるのもおすすめです。
スクール名 | テックアカデミー |
特徴 | セットコースが多い |
受講期間 | 4~16週間 |
入会金 | なし |
料金(分割) | 7,288円~ |
返金保証 | なし |
受講形式 | オンライン |
カウンセリング | あり(無料) |
「切磋琢磨できる環境作り」が大事
そしてプログラミングに関しては「学習する環境」も工夫してほしいポイントです。
先ほど紹介したようにプログラミングの勉強は、独学だと挫折する可能性が非常に高いので
質問できる環境
プログラマーの知り合いを探す
プログラミングスクールに通う
切磋琢磨できる環境
ネットやリアルで一緒に勉強する人を探す
のように一人だけで取り組まず、気軽にコミュニケーションできる環境を用意しましょう。
周りに知り合いがいなくてもTwitterで探せば、同じように未経験からプログラミングを
勉強している方はたくさんいますし、その方のツイートに励まされることも多いでしょう。
「適性があるかどうか」を見極めよう
そしてプログラマーという職業は"技術職"なので、正直向き・不向きがあります。
そのため"期間"と"目的"を決めて勉強してみて、もし続けられなさそうであれば
Webマーケティングの勉強に切り替えたり、方向転換してみても良いと思います。
無理に勉強を続けても辛いだけですし、HTML・CSSの知識・スキルであれば
Webマーケティングの勉強においても、役立つシーンが多いので安心ほしいです。
※より詳しくは>>『Webマーケティングが向いている人の特徴10選』をご覧ください。
【Webマーケターが】プログラミングを勉強するメリット
ここまで解説した通り、最初に勉強するなら"Webマ―ティング"の方がおすすめで
プログラミングより学習難易度が低く、実践にも挑戦しやすいスキルと言えます。
もしWebマーケティングを勉強して、ある程度実的な経験を積むことが出来たら
是非"プログラミング"にも挑戦した欲しいのですが、その理由について解説します。
(Excel関数など)仕事の効率化に便利
まずプログラミングスキルがあると、Webマーケターの仕事がかなり効率化できます。
例えばWebマーケターの仕事は、広告の配信状況・ホームページのアクセス数など
毎日のパフォーマンス状況を見ながら、必要であれば適切な改善を実施していきます。
この「数値管理」に役立つのがプログラミングで、毎日自動でデータを出力するよう
設定をしておくだけで、毎回"手動で"レポートを作成する手間を省くことが出来ます。
Webマーケターという職業は、基本的にマルチタスクで、やることが非常に多いので
手間だけかかる作業は自動化しないと、いつまで経っても仕事が終わりません。
本来はデータを読み取り、そこから仮説を立てて、最適なアクションプランを考えるのが
Webマーケターの仕事なので、そこに多くの時間を使えるよう工夫する必要があります。
(JavaScriptで)より高度な分析が可能
またWebマーケティングではより高度な分析をしたい時、プログラミングが必要になります。
例えば、ホームページのアクセス解析ツールである「Googleアナリティクス」の活用において
HTML・CSS・JavaScriptなどの知識があると、より詳細にユーザーの行動データを取得できるので
"より売上に貢献できるホームページ"にするための、改善に役立てることが出来ます。
もちろん社内のプログラマーに依頼しても問題ないのですが、ご自分で設定出来たほうが
依頼するより早いですし、個人で運営するブログを分析する時にも役立つと思います。
(プログラマーと)連携がスムーズに
またWebマーケターがプログラミングを理解していると、チーム内での連携がスムーズになります。
例えばプログラミングの知識が全くないWebマーケターの場合、
この作業は
どれくらいの工数がかかるか?
現実的に実装できるものなのか?
など把握できないので、プログラマーに対して"無茶な依頼"を出してしまうことが良くあります。
Webマーケターはお客様と直接やり取りするポジションなので、何か要望をいただいた際
「プログラマーに、どのような作業が発生するのか?」
適切に把握し、必要であれば納期交渉したり、その場で断ることもあります。
このようにWebマーケターでも、多少プログラマーのスキルを身につけておくだけで
プログラマーを気遣ったり、社内コミュニケーションを円滑に進めることが出来ます。
【要約】Webマーケティング→プログラミングがおすすめ
ここまでWebマーケティングとプログラミングの違いについて解説してきました。
記事のまとめとして、最初に学ぶなら「Webマーケティング」の方がおすすめで
プログラミングより学習難易度が低く、実践にも挑戦しやすいのが主な理由です。
ただプログラミングは、Webマーケティングの仕事で役立つシーンも多いので
- Webマーケティング
- プログラミング
順番でスキルを習得できれば、将来的なキャリアアップにも役立つと思います。